ニュース
Intelが次世代のクライアントPC向けCPU「Alder Lake」を2021年に投入
Intelは8月13日(現地時間)、オンラインイベント「Intel Architecture Day 2020」を開催し、次世代のクライアント向け製品「Alder Lake」について発表した。
8月13日(現地時間)、Intelはオンラインイベント「Intel Architecture Day 2020」を開催し、その中で次世代のクライアント向け製品となる「Alder Lake」について発表した。
Golden CoveとGracemontというを2つのCPUコアを採用
Alder Lakeは、x86 Hybrid architectureを用いたメインストリーム向けとして投入される製品で、Golden CoveとGracemontを用い、省電力を重視したLakefieldとは異なる市場に向けて投入される。
同社は、Hybrid Technology採用の「Intel Core processors with Intel Hybrid Technology」(開発コード名:Lakefeild)を発表済みで、こちらは4つのAtom系コア(Tremont)に最新の第10世代Coreプロセッサー(Ice Lake)と同じ「Sunny Cove」マイクロアーキテクチャのコア1つを組み合わせた、いわゆる「big.LITTLE」的な発想の5コア5スレッドのCPUとなっている。
既にMicrosoftのSurface NeoやLenovoのThinkPad X1 Foldの他、SamsungもGalaxy Book Sという超薄型ノートPCを発表済みだ。
関連記事
- 「Intel Architecture Day 2020」でモバイル向け次期プロセッサ「Tiger Lake」の詳細を公開
インテルが「Intel Architecture Day 2020」にてモバイル向けの次期プロセッサとして注目されている、コードネーム「Tiger Lake」の詳細について公開した。 - インテル、ゲーミング向けのGPUアーキテクチャ「Xe-HPG」を発表
インテルは「Intel Architecture Day 2020」で、新たにゲームに特化したXeとなる「Xe-HPG」を発表した。 - Intel、CES 2020のデモンストレーションで最新の“Tiger Lake”世代モバイルCoreプロセッサを初披露
米Intelは、米国で開催中の「CES 2020」にて最新の“Tiger Lake”世代モバイルCoreプロセッサの公開などを行った。 - Intelが「Thunderbolt 4」の詳細を発表 対応製品は2020年後半に登場
Intelが「Thunderbolt 4」の仕様の詳細を発表した。Thunderbolt 3やUSB4の「スーパーセット」という位置づけで、PCI Expressのデータ伝送速度が向上し、機器のハブ状接続をサポートするなど機能改善が図られている。【訂正】 - インテル、国内でも同社初のエクサスケールGPU「Ponte Vecchio」の概要を披露
インテルは11月27日、東京都内でAIに関する記者説明会を実施し、同社のXe GPUアーキテクチャに基づいたHPC/AIアクセラレーション向けに最適化された汎用GPUについて言及した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.