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ASUSの360Hz液晶ディスプレイ「ROG Swift 360Hz PG259QNR」でシステム遅延を可視化してみたNVIDIA Reflex Latency Analyzer内蔵(3/3 ページ)

NVIDIAが発表した新機能「NVIDIA Reflex」。そのうち、PCゲームにおけるシステムの遅延を測定する「NVIDIA Reflex Latency Analyzer」を備えたASUS JAPANの24.5型液晶ディスプレイ「ROG Swift 360Hz PG259QNR」を使い、実際のゲームでいろいろ試してみた。

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PlayStation 5にもつなげてみた

 次に、120Hz出力が可能なPlayStation 5のゲーム「Demon's Souls」をプレイしてみた。PlayStation 4 Proでは60Hz出力だったため、今回120Hz出力となり映像が非常に滑らかになったように感じる。カメラを大きく回した際でもブレなく映像が表示されていて、快適に遊べた。PS5の優れた映像出力能力を有効に活用するなら、PG259QNRのような高いリフレッシュレートを持つディスプレイを使用したい。

ROG Swift
PlayStation 5とDemon's Soulsのパッケージ
実際にPlayStation 5を接続してDemon's Soulsをプレイした
©Sony Interactive Entertainment Inc.

最新技術を凝縮したプロ向けゲーミングディスプレイ

 今回試したPG259QNRは、360Hzという非常に滑らかな映像表示に加えてReflex Latency Analyzerを搭載することで、競技シーンでの立ち回りを重視するプロプレイヤーの使用を重視した製品だ。

 特にReflex Latency Analyzerは、PCの遅延を測定する上で非常に有用な機能だ。実際のeSportsでは大会のルールなどに左右される形になるが、これまでスピードガンや専用機器を使用して測定していた手間を考えると、自身が参加する競技タイトルでの遅延短縮をシビアに突き詰め、最高の状態で臨みたいと考えているプロプレイヤーには待ち望まれていた機能だろう。

 Reflex Latency Analyzerを使用しないプレイヤーに対しても、360Hz出力が可能でHDR10をサポートしている点はうれしい。プロだけでなく、ハイスペックなPCで高いフレームレートのゲームを快適にプレイしたいゲーマーにもお勧めしたい製品となっている。

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