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スマートディスプレイとスマートセンサーで防犯対策! 快適在宅ワークテレワーク時代のスマート家電(2/4 ページ)

スマート家電を活用することで、少しでも在宅ワークを快適にしていこうという本連載。今回はスマートホーム化する中で避けては通れない、ボトルネックとなる製品にフォーカスした。

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取り付け前にスマートセンサーをセッティング

 センサーをドアに取り付ける前に、セッティングをしておこう。既に「+style」アプリをスマホにインストールしてあれば、非常に簡単だ。

 まず本体の電池カバーを開けて乾電池を取り付けると、自動的にセンサーの電源が入って表側のLEDランプが早い赤点滅をする。もたもたしていると、点滅パターンが変わってしまい、リセットボタンを長押ししないとデバイスの追加ができなくなってしまうので、ここは急いで行う。

 +styleアプリを開き、右上にある「デバイスの追加」ボタンをタップする。次の画面では「デバイスを検索」を開き、スマートセンサーが表示されるまで待つ。

 ここで検索できるのは同じアクセスポイントにあるスマートデバイスだけだ。スマートセンサーの場合、2.4GHz帯のWi-Fiにしか対応していないので、+styleアプリをインストールしているスマホも、検索中だけは同じ帯域に接続しておこう。

スマートセンサー
+styleアプリの設定画面(左)。まずはスマートセンサーを検出しよう(中央)。スマートセンサーは2.4GHz帯しかサポートしないので注意したい。無事にスマートセンサーが見つかったら「次へ」をタップする(右)

 スマートセンサーが見つかったら「次へ」をタップする。あとは「完了」ボタンをタップするだけで、基本的には使えるようになる。今後、スマートセンサーを増やす予定がある、スマートスピーカーで状態を確認する、という場合は、鉛筆アイコンをタップして、分かりやすい名前をつけておこう。

スマートセンサー
スマートセンサーを検出できたら、後はほぼ何もしなくても使えるようになる(左)。デバイスの名前を変えたいときにはデバイス名の横に表示されている鉛筆アイコンをタップする。また、通知する内容の設定は「設定」アイコンから行う(中央)。通知の設定もここから行える(右)

 次に動作確認をしておこう。本体と磁石を接触させている間は「閉じている」、離したら「開いている」と表示されればOKだ。これでドアに取り付ける準備が整った。

取り付け位置の形状には要注意

 よし! と喜び勇んでセンサーを取り付けようとしたところ、問題が発生した。1つはドアと壁に段差があることで、もう1つはドアの高さが思った以上にあったことだ。

 高い位置にセンサーを取り付けるには、脚立を調達すればなんとかなったが、ドアと壁の段差については頭をひねらねばならなかった。

 というのも、スマートセンサーの本体と磁石にはそれぞれ「△」が刻印されている。お互いの「△」が向き合うような形で設置することで、正しく機能するのだが、我が家のドアとドア枠は、閉めたときに平らにならない。ドア枠があるため、段差が生じてしまうのだ。

スマートセンサー
筆者宅のドアや壁などを上から見た、おおよその断面図。てっきり、壁とドアは平行だと思っていたのだが、実際はドア枠の戸当りがあるため段差がある

 なるほど、戸当りのあるドア枠のおかげで、高い気密性を保っているのか、などと感心している場合ではない。これではセンサーをうまく取り付けられないのだ。

 ここで、パッケージに含まれていた両面テープが3種類だったことに気が付いた。1つは本体底面用、残り2つは磁石用で、これは底面用と側面用となっている。磁石には底面ではなく側面に両面テープを貼り、ドア枠に固定すれば良いのだ。

スマートセンサー
水色の部分が両面テープの位置。縦枠に取り付けるとロゴが逆さまになって見栄えが良くないため、実際には上枠に磁石側を取り付けた
スマートセンサー
想像以上にドアに高さがあり、上枠やそのすぐ下に磁石と本体を貼り付けるため、脚立を使った
スマートセンサー
磁石側は底面ではなく、側面に両面テープを使ってドア枠に貼り付ける形とした
スマートセンサー
無事に取り付けが完了した
スマートセンサー
ドア枠に取り付けたため、ドアを開くと磁石が出っ張る形になり、あまりスマートな外観といえなくなってしまったのが心残りだ

 これで、無事に取り付けが完了した。本体と磁石の間に隙間がないように貼り付けたおかげで、ドアが閉まるときに摩擦でワンテンポ遅れるようになったが、大した問題ではない。両面テープの接着力が強いため、このまま運用しようと思う。

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