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Tiger Lakeに有機ELディスプレイ搭載のプレミアム2in1モバイルPC「ZenBook Flip S UX371EA」を試す(3/5 ページ)

ASUS JAPANの2in1PC「ZenBook Flip S」が最新仕様になって生まれ変わった。4K対応の有機ELや最新CPUを搭載した最上位モデルをチェックする。

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Thunderbolt 4を筆頭に先進的なインタフェースを装備

 通信機能は、無線LANとしてWi-Fi 6、Bluetooth 5.0を標準で装備する。他にも、HDMI端子とUSB 3.2 Gen 1 Type-A端子を備え、USB接続の有線LANアダプター(1000BASE-T対応)も付属している。

 USB PD対応の電源端子を兼ねるThunderbolt 4を2基搭載し、どちらもThunderbolt/USB機器の接続、PCの充電、ディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)に利用できる。

 画面の上には、92万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵する。会議のスタイルによって指向性を変える高度なノイズキャンセリング機能を搭載しており、ビデオ会議をスムーズにこなせる。Windows Hello対応のIRカメラも内蔵しており、ロックされた状態からスピーディーなログインが可能だ。

ZenBook Flip S UX371EA
前面はフラットで端子類などはない。中央部分にくぼみがあり、ディスプレイを開く時に指をかけやすい
ZenBook Flip S UX371EA
背面に排気口が用意されている
ZenBook Flip S UX371EA
左側面にある2基のThunderbolt 4は充電端子も兼ねている
ZenBook Flip S UX371EA
右側面に電源ボタンとUSB 3.2 Gen 1 Type-A端子を備える
ZenBook Flip S UX371EA
USB Type-A端子に差して使う有線LANアダプターが付属する
ZenBook Flip S UX371EA
USB Type-C(Thunderbolt 4)端子に差して使うオーディオ端子(3.5mm)も用意される。こちらはハイレゾ音源にも対応している
ZenBook Flip S UX371EA
92万画素のWebカメラとアレイマイク、Windows Helloの顔認証対応IRカメラを画面上部に内蔵する

テンキー代わりになるNumberPad 2.0も搭載

 キーボードはアイソレーションタイプの6段キーボードを搭載する。キーピッチは横方向が約19mmと広いが、縦方向は実測で約16.5mmとやや狭い。慣れるまでは少し窮屈に感じるだろう。また、Enterキーの右側にキーを配置している点は好みが分かれそうだが、キーのスイッチは反発が強すぎることもなく、感触は良好だ。

 タッチパッドには、LEDでテンキーが浮かび上がり、テンキー代わりになるNumberPadを装備する。パッドの右上部分をタップするだけで簡単にオン/オフが切り替えられる。数字入力の際にはとても便利だ。

ZenBook Flip S UX371EA
キーピッチは横幅が約19mmと広いが、縦方向は実測で約16.5mmとやや狭い
ZenBook Flip S UX371EA
カバーを開くと、適度な傾斜がつくリフトアップヒンジを採用している
ZenBook Flip S UX371EA
キーボードバックライトも搭載する
ZenBook Flip S UX371EA
パッドをテンキー代わりに使えるNumberPad 2.0は、数値入力の際に便利だ

ワンストップで便利機能にアクセスできるMy ASUS

 独自の「My ASUS」ユーティリティーが導入されており、サポート情報がまとめられている他、ファンのモードやマイク、スピーカーのノイズリダクション、ブルーライト低減機能など、独自の便利機能にワンストップでアクセスできる。

ZenBook Flip S UX371EA
MyASUSのホーム画面
ZenBook Flip S UX371EA
バッテリーヘルスやファンのモード、ディスプレイのブルーライト低減機能などを設定可能だ
ZenBook Flip S UX371EA
キーボードのファンクションキーとホットキーの優先切り替え、マイクのノイズリダクション機能なども設定できる
ZenBook Flip S UX371EA
スピーカーのボイス優先機能、インターネット接続の優先度設定などもある

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