レビュー
トラックパッドを搭載したロジクール「FOLIO TOUCH iK1094BKA」は純正品と何が違う?:第4世代iPad Air向けキーボード一体型ケースを試す(2/6 ページ)
第4世代iPad Air用のカバー兼キーボードにトラックパッド付きモデルが登場した。Apple純正キーボードとどのような違いがあるのか、試してみた。
キックスタンドの採用で開閉もスムーズ 厚さと重量はややネック
カバーを閉じた持ち歩き時は、幅(約256mm)×奥行き(約189mm)は純正の2モデルとほぼ同じだが、厚さは3モデルの中で最も厚い(実測で20.7mm。Magic Keyboardは15.7mm、Smart Keyboard Folioは14.2mm)。これは主に側面までも保護するケース部の厚みが影響している。耐衝撃性能は本製品が一番高いはずなので、同列に比較するのは酷だが、この厚さのせいで見た目はゴツい。
重量はiPad Air込みで実測1100gと、Smart Keyboard Folio(実測775g)はおろか、Magic Keyboard(実測1067g)よりも重い。現行のMacBook Airが1290gなので、差はスマホ1台ぶん程度しかない。製品選びにあたり、軽さの優先順位が高い場合は、この重さはネックになるだろう。
カバーの開き方はごく一般的で、まず本体を閉じているフリップ部を開いた後、キックスタンドを展開する。続いて画面を覆っているキーボード面を広げ、最後にフリップを背面に回して磁力で吸着させれば完了だ。十分な設置スペースさえあれば、ロック解除も含めて10秒もせずに使えるようになる。
次に、本製品ならではのポイントをチェックする。
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