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気になるギミック満載! コンパクトなドキュメントスキャナ「ScanSnap iX1300」を試す(2/4 ページ)

PFUのドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズに、エントリー向けの「ScanSnap iX1300」が加わった。多彩で実用的なギミックを備えた本製品をチェックした。

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正しく手順を踏めば簡単に使い始められる

 では、本製品をセットアップしていこう。作業としては

  • ソフトウェアのインストール
  • ACアダプターを接続
  • 本製品とPCをケーブルで接続
  • ScanSnap Managerのアイコンの色をチェック

で完了する。

 ソフトウェアは、パッケージ内の「スタートアップガイド」に記されているURL(https://scansnap.com/d/)からインストーラーをダウンロードし、PCにインストールしておく。ScanSnapの利用には、「ScanSnap Manager」と「ScanSnap Home」があるが、試用段階ではScanSnap HomeがiX1300に対応していなかったため、まずはScanSnap Managerを使った状態で述べていく。

 デフォルトではPCを起動させるとScanSnap Managerが自動的に立ち上がるので、まずは電源ケーブルとUSBケーブルを正しく接続する。USB Type-Aポートを搭載していないPCやMacBookシリーズなどでは、ケーブルレスでもセットアップを行えるが、ここではケーブルを使って手順を追っていく。

ScanSnap iX1300
本製品はバッテリー内蔵タイプではないので、電源に接続する必要がある。PCとの接続ケーブルはUSB 3.1 Type-B→USB Type-Aで、USB Type-C端子の搭載は見送られた

 次いで、本製品の給紙カバーを開けて電源をオンにする。

ScanSnap iX1300
給紙カバーをエクステンションが展開するまでグッと開けないと、電源がオンにならない

 すると、「タスクバーのScanSnap Managerのアイコン状態を選択してください。」と表示されるので、タスクバーのインジケーター領域にある(場合によってはプログラムの数が多すぎて折りたたまれている)同ソフトウェアの状態を確認して該当するものをScanSnap Manager上で選択する。

ScanSnap iX1300
インジケーター領域からScanSnap Managerのアイコンを確認しよう

 最後は、給紙カバーを開けたときの動作を選択する。筆者は省エネを優先して「ノーマル」を選択した。一日に何度も使うようであれば、「クイック」の方が便利だろう。

ScanSnap iX1300
給紙カバーを開けたときの電源回りの動作は後で変更できるので、このままでも構わない

 これでセットアップは完了だ。

ScanSnap iX1300
有線でのセットアップは驚くほどあっけなく終わった

 複数台のPCやスマホ(ScanSnapアカウントでScanSnap Homeのライセンス認証をした場合PC、モバイル含めて5台まで)から使いたいなら、Wi-Fi接続が便利だろう。セットアップ完了後に表示される無線設定に従って、設定を済ませておきたい。

ScanSnap iX1300
iX1300の電源が入っていることを確認し、本体背面にあるWi-Fiスイッチをオンにする
ScanSnap iX1300
Wi-Fiスイッチは背面にある
ScanSnap iX1300
本製品からの新機能だが、PCのWi-Fi設定を取得し、同じアクセスポイントに本製品を接続してくれる。OSのWi-Fi設定とScanSnap Homeの往復が不要なこと、SSIDや暗号化キーの入力をしなくて済むので楽だ
ScanSnap iX1300
しばらく待つと、無線設定が完了する。これで、USBケーブルを接続しなくてもスキャンできるようになった。本製品は5GHz帯にも対応しており、家庭にある電子レンジなどの影響を受けにくいのがうれしい
ScanSnap iX1300
それまでUSB接続していたので、ワイヤレスで本製品とPCを接続する初回のみScanSnap Managerから「Wi-Fi接続……」を選んで設定しておく
ScanSnap iX1300
表示される機種の中から、接続したいものを選択して「接続」をクリックする
ScanSnap iX1300
「iX1300-xxxxx が読み取り可能です(Wi-Fi)」(「xxxxx」はその機種のID)というScanSnap Managerの通知が表示されたら準備OKだ。なお、この表示は、当該iX1300の電源が投入されるごとに出てくる

 続いて、スキャンをしていこう。

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