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Zoom、クライアントアプリに自動アップデート機能を追加

ビデオ会議サービス「Zoom」の個人向けクライアントアプリのWindows版とmacOS版に、自動アップデート機能が加わった。最新機能やセキュリティ・パッチを利用しやすくなる。

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 米Zoom Video Communications(以下、ZVC)は11月29日、ビデオ会議サービス「Zoom」の個人向けクライアントアプリのWindows版とmacOS版に、自動アップデート機能を追加したと公表した。エンタープライズ版でも利用可能だが、さまざまな機能の利用可否をシステム管理者が決めているため、エンドユーザーは設定を変更できない。

 自動アップデート機能を利用するには、クライアントアプリをアップデート、あるいは新規インストールするだけだ。アップデートやインストールが終了すると「Zoomを自動的に最新状態に保ちます」というチェックボックスが現れる。このチェックボックスにチェックが付いていることを確認して「完了」ボタンを押せばよい。

自動アップデート機能の設定ができる
アップデートや新規インストールが終了すると現れるダイアログ。自動アップデート機能の設定が行える

 アップデート/インストール後でも、「設定」画面を開けば設定を変更できる。チェックボックスの右側に「遅い」と「速い」を選ぶドロップダウンリストがあるが、標準になっている「遅い」が安定した正式版を選ぶという意味で、「速い」にすると最新の機能をいち早く試せる。

「設定」画面
「設定」画面を開くと、自動アップデート機能を止めることや、アップデートのペースを変更できる

 ZVCは、クライアントアプリのアップデートを月1回実施している他、頻度は少ないものの必要に応じて定期外のアップデートも提供しているという。

 これまでは同社がアップデートを提供してもユーザーが手動でアップデートしなければ新機能やセキュリティパッチを活用できなかった。今後は自動アップデート機能を利用することで、ユーザーは意識することなく最新機能やセキュリティパッチの提供を受けられる。

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