ASUSから第12世代Core搭載のゲーミングノートPCが続々登場(2/4 ページ)
ASUS JAPANのゲーミングPC「ROG」シリーズが、Intelの最新プロセッサを搭載した新モデルに生まれ変わった。今回投入されるモデルをチェックした。
ASUSが持つノウハウを凝縮
厚さ約14.5mmのスリムボディーに第12世代Coreプロセッサを内蔵すべく、冷却システムも工夫が凝らされている。具体的には改良された液体金属グリスをCPUに塗布し、ベイパーチャンバーによって熱を運搬し、静音動作の「アークエアフローファン」によってボディー上部の排気口から排熱する。
外付けGPUボックスは従来製品を流用可能
ROG Flow Z13の 最上位モデル(GZ301ZE-I9R3050TE4K/26万9800円)は、Core i9-12900HのCPUとGeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU(グラフィックスメモリは4GB)を内蔵し、ストレージは1TB(PCI Express 4.0 x4接続)と、タブレットPCとしては破格のスペックを備える。画面解像度は3840×2400ドット(500ニト/60Hz/DCI-P3カバー率85%)で、重量は約1.18kg、バッテリー駆動時間は約6.5時間だ。
画面解像度を1920×1200ピクセル(120Hz)としたGZ301ZE-I9R3050TEは25万4800円、CPUをCore i7-12700H、GPUをGeForce RTX 3050 Laptop(グラフィックスメモリ4GB)、ストレージを512GBにしたROG Flow Z13 GZ301ZC(GZ301ZC-I7R3050)が23万9800円、CPUをCore i5-12500H、GPUをIntel Iris Graphics(CPU内蔵)としたROG Flow Z13 GZ301ZA(GZ301ZA-I5UMA)が19万9800円となる。
なおROG Flow Z13は既に発売されている「ROG XG Moble」(税込み13万円程度〜)を取り付けることでGPUをスペックアップ可能だ。ROG XG MobileはGeForce RTX 3080 LaptopもしくはGeForce RTX 3070 Laptopを内蔵するモデルがあり、これを利用することでGPUパワーが必要なゲームでも快適にプレイできるようになる。
次にスリムなROG Zephyrus M16をチェックしよう。
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