MSIが「Titan GT77」など第12世代Core HXシリーズ搭載ノートPCを海外発表

MSIが6月7日（現地時間）、グローバルの発表会を開催し新型ノートPCの投入を明らかにした。現時点で日本での展開は未定だ。

[山本竜也，ITmedia]

　MSIは6月7日（現地時間）、ノートPCの新製品オンライン発表会「MSIology：Ahead of the Curve」を開催し、同社のフラッグシップゲーミングPC「Titan GT77」など、第12世代Intel Core HXシリーズ搭載モデルを発表した。

新たに発表された「TITAN GT77」

　Titan GTシリーズは、MSIのゲーミングPCの中でもフラッグシップに位置付けられるモデル。2019年に発売された「Titan GT76」以来の新モデルとなる。ディスプレイは17.3型で120Hz対応の4K（3840×2160ピクセル）解像度を備え、CPUには最新の第12世代Intel Core i9-12900HX（16コア24スレッド）、GPUとしてNVIDIAのGeForce RTX 3080 Ti／3070 Tiを搭載する。

　ノートPCでありながら、OverBoost利用時のCPUとGPUを合わせた消費電力は250Wに達する。発熱も相応に高くなるが、4つの冷却ファンと7本のヒートパイプによる新しい冷却システムを搭載し、これに対応している。

　メモリは最大128GB（DDR5／4スロット）、ストレージはM.2 SSDが4基で、そのうち1基はPCIe Gen 5に対応している。ボディーサイズは約397（幅）×330（奥行き）×23（厚さ）mm、重量は約3.3kgだ。

「TITAN GT77」シリーズの特徴

　この他、第12世代Intel Core HXシリーズを搭載した「Vector GP」や「Raider GE」、クリエイター向けの「CreatorPro X17」も発表された。いずれも一部地域で予約を開始しているが、日本での展開は現時点で未定だ。