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MicrosoftがArm64にネイティブ対応の「Power Toys」をリリース
米Microsoftが、パワーユーザー向けの公式ユーティリティー群「Power Toys」の最新版v0.59.0をリリースした。
米Microsoftは6月7日(現地時間)、パワーユーザー向けの公式ユーティリティー群「Power Toys」の最新版v0.59.0をリリースした。本リリースでは、Arm64環境をネイティブサポートするようになった。
Power Toysは、Windows 95やWindows XPでリリースされていたWindowsのカスタムユーティリティー群をWindows 10/11向けに復活させたものだ。現在、GitHub上で開発が行われているが、Microsoft Storeからもインストールできる。Arm64環境にネイティブ対応したことで、Surface Pro Xなどでも安定動作を期待できる。
v0.59.0ではArm64対応に加え、Keyboard Managerで最大4つの修飾キーに対応し、Officeキー(Win+Ctrl+Shift+Alt)の送信も可能になった。また、PowerRenameがWinUI3で動作するようになった他、Windows App SDKランタイムが1.1.0にアップデートされ、ユーザーアカウント制御(UAC)がオフの状態で設定画面が開けない問題が解消されている。
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