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Intel Evoプラットフォーム準拠! マウスコンピューターの14型モバイルPC「DAIV 4P-EVO」をチェックした(1/2 ページ)

マウスコンピューターの「DAIV 4P-EVO」は、Intel Evoプラットフォームに準拠した軽量モバイルPCだ。実機をじっくり見ていこう。

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 マウスコンピューターの「DAIV 4P-EVO」は、同社のクリエイター向けブランド「DAIV」に属する14型の軽量モバイルPCだ。

 つい先日、16型の大画面でパワフルな「DAIV 6」シリーズが発表されたばかりだが、このDAIV 4P-EVOはより軽く、アクティブに持ち出せつつ、高い性能を備えた1台に仕上がっている。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO
14型で1kg切りモデルとなる「DAIV 4P-EVO」

Intel Evoプラットフォーム準拠の高いパフォーマンスを獲得

 Intelが快適なPC体験を実現していると認める「Intel Evoプラットフォーム」に準拠したモデルであり、パームレストには「Intel Evo」のシールが添付されている。

 このシールの添付には、Intelが定めた要件や実証テストをクリアする必要がある。具体的には、高いパフォーマンスはもちろん、スリープ状態から1秒未満でシステム復帰、バッテリー駆動時も高い性能を発揮、30分以内で4時間駆動分の急速充電が行える(フルHDディスプレイで)、Wi-Fi 6およびThunderbolt 4端子の搭載といった要件があり、本製品はいずれも満たしている訳だ。

 このIntel Evoプラットフォームは第12世代Coreを備えたモデルが対象になる第3版が最新だが、DAIV 4P-EVOはCore i7-1165G7と第11世代Coreプロセッサをベースにした第2版となる。

 とはいえ、4コア8スレッドで2.8GHz〜4.7GHz駆動とCPUの性能は十分に高く、メモリも16GB(8GB×2、DDR4-3200)、ストレージもPCIe 4.0対応で容量が512GBのM.2 SSD(Samsung製PM9A1)と高いレベルでまとまっている。GPUはCPU内蔵のIntel Iris Xe Graphicsだ。

 同社製PCの多くは、購入時に好みのスペックに変更できるBTOに対応しているが、本製品は上記構成から変更できず、OS(Windows 10 Home/Pro、いずれも64bit版)やMicrosoft Officeシリーズの追加、外付けストレージや光学ドライブの追加など小幅な内容にとどまる。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO
右側のパームレストに「Intel Evoプラットフォーム」に準拠したモデルであることを示すシールが貼られている

アスペクト比16:10対応の液晶ディスプレイを搭載

 14型でノングレア処理が施された液晶ディスプレイは、1920×1200ピクセル表示と、アスペクト比16:10のパネルを備えている。峡額縁で画面占有率は約92%と高く、sRGB比 100%の広色域でWebのデザイン作業などにも対応する。

 マグネシウム合金を採用したボディーサイズは、約308.8(幅)×213(奥行き)×16.4(高さ、突起部分を含まず)mmとスリムで、重量は公称値が約983g、実測でも982gと1kgを切る軽さを獲得している。それでいて、バッテリー駆動時間は約12時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)を確保する。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO
14型でアスペクト比16:10対応の1920×1200ピクセルの液晶ディスプレイを搭載する。Windows Helloに対応した約100万画素のWebカメラを上部ベゼルに内蔵している
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO
キーピッチ約19mm、キーストローク約1.2mmの日本語キーボードを備える
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO
白色LEDのバックライトを内蔵する
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO
底面に細かい吸気口があり、背面から排気する。2基のステレオスピーカーを左右中央部分に装備している

 続いて、インタフェース面を見ていこう。

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