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16型の「DAIV 6N(プレミアムモデル)」は高い性能と可搬性を両立させた注目の1台だ!(2/3 ページ)

マウスコンピューターが投入した16型のクリエイター向けノートPC「DAIV 6」シリーズは、高い性能と持ち運びやすさを高いレベルでまとめたモデルだ。実機を使ってその魅力に迫る。

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クリエイティブ用途に強いGeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載

 最近のクリエイティブアプリは、GPUの活用が進んでいる。レンダリング、プレビュー、エンコード、AIを活用した超解像処理や特殊効果の適用など、さまざまな処理を高速化できるようになっており、本格的に取り組むならば外部GPUの搭載にはこだわりたい。

 GPUのクリエイティブ活用が進んでいるのは、NVIDIAが開発ツールの提供などを行って利用を促していることが大きい。特に、最近ではNVIDIAのハードウェアエンコーダーの「NVENC」や、AI推論に特化したTensorコアを有効に活用できる処理が増えており、これからクリエイティブ向けに導入すれば、これらを統合するGeForce RTX 30シリーズが最有力だ。

 本製品もNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU(グラフィックスメモリは6GB)を搭載しており、その条件を満たす。GeForce RTX 3050 Tiよりもワンランク上の性能を持ち、グラフィックスメモリも6GBと少し余裕がある点も強みだ。もちろん、GeForce RTX 3060 Laptop GPUは3D描画性能も高く、ゲームもフルHD(1920×1080ピクセル)なら標準以上の画質で快適に楽しめる。

マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
6GBのグラフィックスメモリを備えたGeForce RTX 3060 Laptop GPUを採用する。現行のゲームタイトルをフルHDで快適にプレイできる描画性能を備える他、クリエイティブ用途でもさまざまな高速化の恩恵を受けられる
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
アドビはNVIDIA GPUの活用に積極的だ。「Lightroom Classic」では、プレビュー描画の高速化に加え、AIを活用した超解像処理、RAWデータの高画質化などでGPUが活躍する
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
こちらはPhotoshopの環境設定画面。GPUによってさまざまな拡張機能、高速化が利用可能だ

16:10の高色域かつDolby Vision対応の液晶ディスプレイを採用

 クリエイティブワークでは、画面の色再現性も重要だ。インターネットコンテンツの標準であるsRGBの色域を100%に近いカバー率で表示できる色域を持つことは最低条件といえるが、本製品が搭載する16型液晶ディスプレイもその条件を満たす。

 画面のアスペクト比として、一般的な16:9よりも縦の情報量が多く16:10を採用しているのもポイントだ。特に、画面下部にタイムラインを表示する映像編集の基本的なレイアウトとの相性が良い。相対的にプレビュー画面が大きく表示できるので、レイヤーを多数重ねたり、音声レベルなどを確認したりするためにタイムラインの縦幅を広げて使う場合でも、全体の構造を把握しやすい表示で利用できる。

 ドルビー・ラボラトリーが開発したDolby Visionもサポートしており、対応コンテンツであればHDR(ハイダイナミックレンジ)を生かしたメリハリのある鮮明な映像を楽しめる。

 画面解像度は2560×1600ピクセルに対応する。一般的なフルHD(アスペクト比16:9)よりもピクセル数では約2倍の情報量がある。ドット感が少ない精細な表示で、写真や動画を美しく表示できる。

マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
液晶ディスプレイのサイズは16型だ。画面解像度は2560×1600ピクセル表示に対応し、ドット感が少なく、写真や動画を精細に美しく表示できる。表面はノングレア仕上げで、外光や照明なども映り込みにくい
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」による測定結果。輝度も342ニトと明るさは十分だ
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
色域を色度図作成ソフトのColor AC(Phonon氏・作)で表示した。実線が本製品の色域で、点線がsRGBの色域だ。若干ズレがあるが、カバー率は約95%で許容範囲だろう
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
Dolby Vision対応の映像(左)と非対応の映像(右)。見た目ではっきりと違いが分かるほど鮮明さが異なる。立体音響のDolby Atmosもサポートしているので、対応コンテンツであれば迫力のサウンドも満喫できる

プロユースで需要の高いThunderbolt 4を標準装備 最大4画面出力も

 右側面にThunderbolt 4対応のType-C(USB PD)端子を搭載する。プロユースで需要の高いThunderbolt 3/4対応のビデオキャプチャやモニターデバイス、高速ストレージなどを利用できる。

 左側面にもUSB 3.2 Gen 2対応のType-C(USB PD、DisplayPort Alternate Mode対応)を備える他、Type-A端子(USB 3.2 Gen 1)も2基内蔵している。

 ディスプレイ出力端子としては、上記2基のType-C端子以外にもHDMI端子があり、本体内蔵の液晶ディスプレイと合わせた4画面同時出力が可能だ。マルチディスプレイ環境で作業したいという場合でもスマートに対応できる。

マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
液晶ディスプレイはこの角度まで開く
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
前面。端子類は特にない。ボディー下部中央にくぼみがあり、片手でもすんなりカバーを開けられるようになっている
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
背面も端子類は特にない。ヒンジ奥に排気口がある
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
左側面のType-C端子はUSB 3.2 Gen 2(USB PD、DisplayPort Alternate Mode対応)、Type-A端子はUSB 3.2 Gen 1対応だ。UHS-I対応のSDメモリーカードスロットや3.5mmのヘッドフォン/ヘッドセット兼用端子も装備する
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
右側面の奥側からDC入力、HDMI出力、Type-A(USB 3.2 Gen 1)、Thunderbolt 4(USB Type-C、USB PD対応)の各端子がある
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
液晶ディスプレイの上部ベゼル内に約200万画素のWebカメラ、Windows Helloによる顔認証対応のIRカメラを内蔵している
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
キーボードは縦3列のテンキーを備える。キーピッチは約19mm、キーストローク約1.2mmといった仕様だ
マウスコンピューター DAIV 6Nクリエイター
白色LEDのキーボードバックライトを搭載する

 最後に、ベンチマークテストで本機の実力をチェックする。


提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年8月23日

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