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「ビデオコミュニケーションだけではない」──ハイブリッドワーク時代にZoomが取り組むアレコレを聞いてきた(4/4 ページ)

4月26日にZVC JAPANは「Zoom Experience Day」を開催した。Zoomがこれまで、またこれから果たす役割についてが語られた他、導入事例の紹介、Zoomを便利に使う最新デバイスの展示などが行われた。

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Zoomをより使いやすくする最新デバイスも展示

 イベント会場には、Neat製品以外にも、GNオーディオジャパン、DTEN、レノボ・ジャパン、ロジクールなどの最新デバイスが展示されていた。

 例えば、レノボ・ジャパンでは巨大なタッチパネルディスプレイにWebカメラを搭載した「ThinkVision」や、複数のデバイスをまとめるハブ「ThinkSmart Core」、また目の前に大画面が広がるARスマートグラス「ThinkReality」などを展示していた。

ThinkReality
レノボ・ジャパンのARグラス「ThinkReality A3」

 ロジクールは、カメラ/マイク/スピーカーをまとめた一体型の「RALLY BAR」シリーズ、ホワイトボードを見やすく映すカメラ「SCRIBE」、会議室コントロール機能とスピーカーフォンをドッキングさせた「LOGI DOCK」などを展示していた。

 周囲の音がうるさくてスピーカーからの音が聞きづらくなった場合に、ペアリング済みのワイヤレスヘッドセット「Zone True Wireless」や「Zone Wireless Bluetooth ヘッドセット」の電源をオンにするだけで、音声入出力が切り替わるというデモも行っていた。

Logicool
ロジクールの展示ブースは盛りだくさんだった

 GNオーディオジャパンの「Jabra PanaCast 50」は、いわゆる一体型のバータイプWeb会議システムだが、3つのカメラを内蔵することで、会議室内の端にいる人が間延びして映ってしまうという現象を回避している点で秀逸だと感じた。これは、デバイスに搭載しているAIで合成することで実現しているのだという。

Jabra PanaCast 50
GNオーディオジャパンの「Jabra PanaCast 50」

 コロナ禍により、テレワークをしていた社員が自宅からZoomなどを使いコミュニケーションを取っていた時代から、オフィスまたは好きな場所で働くハイブリッドワークの時代へと移り変わってきた。どこにいてもオフィスで働くのと同じ程の効率性、生産性を上げるのに、Zoomという1つのプラットフォームが有効だということを感じられるイベントであった。

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