子供も喜ぶ6万円台で実現! Apexも余裕な“映える”ゲーミングPCを自作する どんなPCパーツを選べばいい?:自作PC系YouTuberが解説(2/2 ページ)
自作PC系YouTuberのHolyネズミさんによる自作PCを記事で紹介! 今回は「Apex Legends」などの人気ゲームでフレームレート144fpsを出せるパワーを持ちながら、見た目も重視したPCを6万円代で実現する。
採用したPCパーツと選定理由
PCケース
前面がメッシュになっており、光るリング状のファンを取り付けたときに映える。側面がクリアパネルになので“良いPC感”を演出できる。
マザーボード
動画では「MSI A520M-A PRO」を使用しているが、売り切れが続いており、定価で入手できないことが多い。同性能・同価格帯の製品として「ASUS A520」をおすすめする。CPUファンやCPU電源のコネクター位置は共通だ。
CPU
6コア12スレッドで低価格、コストパフォーマンスに優れたモデルだ。ゲームはCPUよりもグラフィックスカードの性能に左右されるケースが多いため、予算はそちらに回す。
メモリ
クーポンなどを適用すると、価格は約3500円まで下がる。あまり見かけないブランドで心配になる人もいるかもしれないが、KLEVVは大手半導体メーカーSKhynixの100%出資子会社である。
ストレージ
PCIe Gen3のM.2 SSDで512GBを採用した。最新世代・最速ではないが、ゲーム用途において不足なし。数千円ほど足して1TBを選択するのもアリ。
CPUクーラー
AMD Ryzen 5 5500に付属するAMD純正クーラーをそのまま使ってもいいが、動画ではファン口径変換アダプター「FA812」(80→120)を使って、PCケースに付属しているThermaltakeのCPUクーラーを取り付けている。こちらのほうがよく冷えて静かだ。
グラフィックスボード
型番は1000番台だが、リリース時期は3000番台と同じで新しいモデルだ。性能も申し分なく、主要なFPSタイトルがしっかり動作するパワーを持っている。
電源
安価ながらファンコントローラーもしっかり備わっている。200Wぐらいまではほぼファンが回らず静かである。
ケースファン
今回採用したような安価なマザーボードには、ファンのLEDに電力を供給するARGBピンヘッダがなく、点灯させられないことが多い。しかし、電源から伸びるSATAケーブルやUSBポートから電力を取り出せるARGBコントローラーという部品を使えば例外的に光らせられる。紹介しているIN WINのケースファン3個パックにはARGBコントローラーが付属しているので、別途購入せずに済む。
組み立てた自作PCはこちら
以上のPCパーツを使って組み立てた自作PCはこちらだ。
Holyネズミさんの環境では、Apex Legendsは最高画質で平均60〜70FPS、最低画質で平均140〜150FPS。フォートナイトは競技設定で平均150〜160FPS。VAROLANTは最高設定で平均180〜190FPSをマークしている。
これならeスポーツシーンで人気のゲームタイトルでも十分に楽しめるだろう。組み立ての様子はYouTubeでチェックできる。
今回紹介した内容の動画はこちら
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