「Surface Go 4」発表 Intel N200を搭載、法人専用モデルのみ
10.5型ディスプレイの2in1PC新モデル「Surface Go 4」が登場した。法人向けモデルのみ展開する。
米Microsoftは9月21日(現地時間)、10.5型ディスプレイの2in1PC新モデル「Surface Go 4」を発表した。法人向けのみ展開する。日本の直販サイトでも製品情報を確認できる。
プロセッサにIntel N200を搭載する。Intel Pentiumプロセッサを搭載していた前モデル「Surface Go 3」に比べてパフォーマンスが80%向上したという。メモリは8GB(LPDDR5)、ストレージは64GB、128GB、256GBから選択できる。セキュリティ機能として、ファームウェアレベルの管理機能を備える「Secured-core PC」にも対応している。
縦横比3:2の10.5型ディスプレイはタッチ操作やSurfaceペンによる入力に対応し、解像度は1920×1280ピクセル、明るさは最大350nitとなる。ガラスはコーニングのGorilla Glass 3を採用している。本体背面のキックスタンドなど、外観についてはSurface Go 3とほぼ変わらないと言っていいだろう。
バッテリー駆動時間は最長12.5時間。主なインタフェースはUSB Type-C、microSDメモリーカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック、Surfaceタイプカバーポート、Surface Connectポートなど。サイズは245(幅)×175(奥行き)×8.3(高さ)mm、重さは約521g。ワイヤレス機能はWi-Fi 6とBluetooth 5.1に対応する。
OSはWindows 11 ProまたはWindows 10 Proから選択できる。
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