アドビ、より簡単に写真加工ができるAI機能も盛り込まれた「Photoshop Elements 2024」「Premiere Elements 2024」を発表
アドビは、同社製写真編集ソフト「Photoshop Elements」および動画編集ソフト「Premiere Elements」の最新版を発表した。
アドビはこのほど、同社製写真編集ソフト「Photoshop Elements」および動画編集ソフト「Premiere Elements」の最新版となる「Photoshop Elements 2024」「Premiere Elements 2024」を発表、販売を開始した。価格はPhotoshop Elements 2024単体版が1万9580円、2タイトルのセット版が2万7280円だ(ともに税込み)。
今回のバージョンでは、より容易に画像/動画の編集を行えるAI機能を拡充しているのが特徴だ。Adobe Photoshop Elements 2024には、別の写真のカラーとトーンにマッチするように色相や彩度、明るさを微調整できる補正機能や、複数の写真にテキストやエフェクトなどを加えて短尺の動画を作成できる「フォトリール」機能、背景画像などを用意に切り抜いて加工できる新しい自動選択機能、低解像度のJPEGコンテンツに特有のゆがみやノイズをワンクリックで補正して解像感を高める「JPEGアーティファクトを除去」機能などを実装した。
Adobe Premiere Elements 2024にもAdobe Photoshop Elements 2024同様の色補正機能を備えた他、さまざまな動画クリップからハイライトシーンを切り取って魅力的な動画を作成できる「ハイライトリール」機能、リバーブ/ボーカル強化/ハム音低減などのエフェクトでリスニング体験を向上できるサウンド補正機能などが利用可能となっている。
関連記事
- アドビ、「Photoshop Elements 2023」「Premiere Elements 2023」を発表 AI機能“Adobe Sensei”を強化
米アドビは、同社製フォトレタッチ/動画編集ソフトの最新版「Photoshop Elements 2023」「Premiere Elements 2023」を発表した。 - 一家に1セット:アドビ、Photoshop Elements 13とPremiere Elements 13を発売
アドビ システムズはアマチュア向けフォトレタッチソフトと、ビデオ編集ソフトの新版を発売する。 - アドビ、乗り換えユーザー向きの「Photoshop Lightroom 3」特別パッケージを発売
アドビ システムズは、同社/他社製品からの乗り換えユーザー向きパッケージ「Adobe Photoshop Lightroom 3 乗換え/特別提供版パッケージ」を発売。通常版の約1/3の値段で提供する。 - アドビ、LightroomとCamera Rawの最新アップデータ公開
アドビシステムズは「Adobe Photoshop Lightroom 3.2」と「Camera Raw 6.2」のダウンロード提供を開始した。新たにEOS 60DやNEX-5など16機種に対応したほか、レンズプロファイルも多数追加された。 - アドビ、データ管理機能などを強化した「PHOTOSHOP ELEMENTS 8」など2製品
アドビシステムズは、フォトレタッチソフト「ADOBE PHOTOSHOP ELEMENTS 8」、およびビデオ編集ソフト「ADOBE PREMIERE ELEMENTS 8」の2製品を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.