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「ROG Strix G18(2024)」はCore i9-14900HX+18型の大画面を備えたゲーミングステーションだ(2/5 ページ)

ASUS JAPANから、1月のCES 2024でグローバル発表されたモデルのうち、先陣を切って「ROG」と「TUF Gaming」シリーズのゲーミングPCが国内投入された。その中から、18型の大画面を備えた「ROG Strix G18(2024)G814」を細かくチェックした。

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18型のROG Nebura Displayは迫力満点

 本機が備える18型液晶ディスプレイは、2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)表示対応の大画面で見た目のインパクトが大きい。同社が「ROG Nebura Display」とブランディングするハイスペック仕様で、リフレッシュレートは240Hz、応答速度は3ms、最大輝度も500ニト、DCI-P3でカバー率は100%の広色域とゲームに適しているのはもちろん、エンターテイメントやクリエイティブ用途でも活用できるオールラウンドな内容となっている。

 特に240Hzの高速リフレッシュレートは、eスポーツ系では重要な要素だ。ゲームキャラクターなどの動きをよりリアルタイムに近く、残像感なくなめらかに表示可能なため、FPSや格闘タイトルなど、一瞬の動き、反応の見極めが勝負を分けるゲームも有利な条件でプレイできる。

 さらに、リフレッシュレートをフレームレートに合わせる「G-SYNC」にも対応しており、フレームレートとリフレッシュレートのミスマッチが原因で起きうる画面表示の乱れ(テアリング)やカクつき(スタッタリング)を抑えられる。

ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
2560×1600ピクセル表示に対応する18型の大画面ディスプレイを搭載する。同社がROG Nebura Displayとブランディングするハイスペック仕様で、見た目の印象はとても良い
ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
リフレッシュレートは240Hzに対応する。応答速度も3msと速く、残像感のないなめらかな表示が可能だ。視野角は上下/左右とも170度になっている
ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
液晶ディスプレイは最大130度まで開く
ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
i1 Display Proでの測定結果。最大輝度は532ニトと公称値以上だった
ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
実線が本製品の色域、点線がDCI-P3の色域となる。色度図作成ソフトにはColor AC(Phonon氏・作)を利用した
ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
Armoury Crateユーティリティーでカラーモードを選べる

大柄だが扱いやすいボディー

 18型の大画面を搭載するだけあってボディーは大柄で重厚感があるが、比較的スリムな形状で剛性感も高く、扱いやすくまとまっている。具体的なボディーサイズは、約399(幅)×294(奥行き)×23.1〜31.1(厚さ)mm、重量は約3kgだ。

ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
ボディーカラーは、エクリプスグレーと呼ばれるシックなメタリックグレーだ。ROGシリーズらしいサイバー感を残しつつシンプルに仕上がっている
ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
サイバー感全開の底面。奥側には吸気口、手前側の左右にステレオスピーカー(1W×2)がある
ASUS JAPAN ASUSTeK ゲーミングノートPC ROG Strix G18 18型 2024年モデル G814JIR-I94R4070
付属のACアダプターの実測サイズは82(幅)×180(奥行き)×25(厚さ)mmで端子は8mm径の丸型形状、出力仕様は280Wだ

 次に、インタフェース回りを見ていこう。

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