Copilotに指示できる“一般的なタスク”とは? 試してみた:極める!Copilot in Windows(1/2 ページ)
Windows 11/10に搭載されたアシスタント機能「Copilot in Windows」を有効活用するためのTipsを連載で紹介する。
Windows 11では、生成AIの仕組みを取り入れたアシスタント機能「Copilot in Windows」が使えるようになった。同機能では、ChatGPTのように文章を生成できるだけでなく、Windowsのシステムと関連した操作が行えることも見逃せない。
今回は、Copilot in Windowsの公式サイトにおいて、実行できると紹介されている“一般的なタスク”として、以下の4つの操作を実際に試し、挙動を確認した。
- スクリーンショットを撮る
- フォーカスタイマーを30分間設定する
- エクスプローラーを開く
- ウィンドウをスナップする
なお、Copilot in Windowsの概要と基本的な使い方についての説明は、過去回で解説している。必要があればそちらを参照してほしい。
スクリーンショットを撮る
まずは、画面のスクリーンショットを撮ってみよう。Copilot in Windowsのアイコンをクリック(または「Windows」+「C」キーを押下)し、チャットウィンドウを起動。テキストで「スクリーンショットを撮って」と指示した。
この場合、その状態でスクリーンショットが撮影されるわけではなく、「Snipping Tool」が起動した。つまり、スクリーンショットの種類や位置はユーザーの手動操作となる。
正直「Snipping Tool」を使うならば、「Windows」+「Shift」+「S」キーのショートカットキー操作で機能を呼び出した方が早い。キー操作を覚えられる人ならば、それに越したことはないだろう。ただし、この呼び出しのためのキーの組み合わせをド忘れしてしまったタイミングでは、Copilot in Windowsも役立ちそうである。
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