レビュー
ペン付きの堅実なスペックで実売6万9800円! 2in1モデル「ASUS Chromebook CM30 Detachable」を試す(4/4 ページ)
ASUS JAPANから多数のChromebookが発売された。その中で一番コンパクトな2in1モデル「ASUS Chromebook CM30 Detachable」(CM3001DM2A)の実機をテストした。
スペックはエントリークラスのAndroidタブ並みだがコスパは良好
最後になるが、ベンチマークテストで本機を測定してみた。Google Octane 2.0でチェックしたところ、スコアは「17699」と、エントリークラスのAndroidタブレット並みの性能だ。
このように、決してハイスペックというわけではないが、一般的なブラウジングなどはもちろん、YouTubeをはじめとした基本的な動画再生などには問題がない。Chromebook Plusの基準に沿うとどうしてもコストが高くなってしまいがちだが、実売価格ありきでうまくコストダウンを図ったモデルという位置づけが正しいだろう。
キーボードやスタイラスなど一式を全て込みで実売価格は6万9800円とリーズナブルで、さらにソフトウェアの更新期限(Chromebookの自動更新)も2033年6月までと非常に余裕がある。決して派手ではないものの、価格と性能のバランスが取れており、長く安心して使えるChromebookを探しているユーザーは、候補に加えておきたい1台だ。
関連記事
- ASUS、モバイルRyzenを搭載した2in1設計のChromebook Plus「CM34 Flip」など3製品
ASUS JAPANは、フリップ機構を備えた14型Chromebook Plus「ASUS Chromebook Plus CM34 Flip」(CM3401)など計3製品を発表した。 - 久々にChromebookに触れて印象が変化! ビジネス実用レベルでコスパに優れたLTE搭載「ASUS Chromebook CM30 Detachable」
企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。 - ASUS、法人/教育機関向けChromebookのラインアップを刷新 計12製品を投入
ASUS JAPANは、法人/教育機関向けとなる10.5型/11.6型/12.2型/14型Chromebook計12製品を発表した。 - 早速Copilotキー付きモデルも登場! ASUSがZenbookやVivobookシリーズ、Core Ultra搭載Chromebook Plusなど2024年モデルを発表
ASUSTeK Computerが1月9日(現地時間)、同社の個人向けおよびビジネス向けノートPCを中心にさまざまなモデルを発表した。現時点で日本国内での展開は未定だ。 - 「ソフトバンクのレノボ製Chromebook(旧モデル)」を9800円で買ってみた メリットとデメリットを探る
ソフトバンクショップに料金相談に出向いたところ、「Chromebook、いかがですか?」と勧められた。その誘いに乗って、レノボ・ジャパン製Chromebook(旧モデル)を税込み9800円で購入してみたので、そのメリットとデメリットを探る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.