NVIDIAがPC上のデータを使うAIチャットbotツール「Chat with RTX」公開／AMD製CPUに複数の脆弱性：週末の「気になるニュース」一気読み！（3/3 ページ）

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、2月11日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう！

[山本竜也，ITmedia]

Intelが月例の脆弱性情報を公開

　米Intelは2月13日（現地時間）、月例の脆弱（ぜいじゃく）性情報を公開した。2月は合計で34件のセキュリティアドバイザリーが公開されている。

Intelが月例の脆弱性情報を公開した

　深刻度は、Intelの基準で4段階中2番目に高い「High（高）」となっている。「Intel Thunderbolt DCH Drivers for Windows」や「Intel PROSet／Wireless and Intel Killer Wi-Fi Software」で見つかった特権昇格やサービス拒否、情報漏えい問題などが報告されている。

　既に対策済みのソフトウェアやアップデートが公開されているので、早めにアップデートすることをお勧めする。

「Microsoft Teams」の「Copilot」機能がアップデート

　米Microsoftは2月12日（現地時間）、Microsoft TeamsにCopilot機能に関するアップデートを発表した。TeamsのCopilotアプリ（旧称Microsoft 365 Chat）の改良版で、microsoft365.com、Bingおよびcopilot.microsoft.comと同じCopilotエクスペリエンスがTeamsでも利用可能になった。

Microsoft TeamsのCopilot機能がアップデートされた

　このアップデートにより、同僚や会議、ファイルなどユーザーの情報を使った応答が可能になった他、Copilotのチャット履歴の表示やCopilot Lab経由でプロンプトのライブラリにアクセスする機能も追加される。