OSを古い状態へ巻き戻す「Windows Downdate」攻撃に注意喚起/延期されたAI機能「Recall」が10月公開へ:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、8月18日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
新「GPU-Z」でSnapdragon X EliteやZen 5世代Ryzenなどサポート
米TechPowerUpは8月16日(現地時間)、GPU情報を取得できるユーティリティーツール「GPU-Z」の最新版となるv2.60.0をリリースした。
本バージョンでは、Qualcomm Snapdragon X Eliteなど、Armのチップに搭載されたGPUがフルサポートされた他、AMD Zen 5世代(開発コード名:Strix Point/Granite Ridge)、Phoenix Radeon 740M、Intel Raptor Lake U SKU、Meteor Lake Intel Arc Graphicsのサポートが追加された。また、NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti Super(AD102)やRTX 4070(AD103)など、一部のNVIDIA GPUのサポートも追加されている。
この他、オーバークロックをサポートしていない一部のAMD RDNAのGPUでメモリクロックが「0MHz」と表示される不具合や、インストーラーが GPU-Zの実行中のインスタンスを閉じることができない問題なども修正されている。
AI性能を評価する「Geekbench AI」登場 PC/スマホ版も
カナダPrimate Labsは8月15日(現地時間)、PCやスマートフォンのAIワークロードを評価するクロスプラットフォームAIベンチマーク「Geekbench AI」をリリースした。CPU/GPU/NPUを測定し、デバイスが最先端の機械学習アプリケーションに対応できるかどうかを判断するとしている。
もともとGeekbench MLという名前でプレビュー公開されていたが、近年は機械学習(ML)よりもAIという用語が使われているとのことで、Geekbench AIという名称に変更された。
Geekbench AIでは、3つの異なるデータタイプを持つ10個のAIワークロードを実行し、デバイス上のAIパフォーマンスを算出する。表示されるスコアは、「Single Precision Score(単精度スコア)」「Half Precision Score(半精度スコア)」「Quantized Score(量子化スコア)」の3つだ。
なお、Geekbench AIは無償で利用できるが、計測結果は自動でアップロードされる。結果をローカルに保存したり、自動化ツールでベンチマークを自動化したりするなどの機能が必要な場合には、99米ドルでGeekbench AI Proにアップグレードする必要がある。
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