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2画面モデルのデザインがお店のイメージにマッチ! 徳島発で成長する異業態店舗のPOSレジシステム統一で、エプソンダイレクトの一体型PCが選ばれた理由(2/2 ページ)

小売事業を多角的に展開する企業が、POSレジシステムにエプソンダイレクトのタッチパネル液晶一体型PC「Endeavor JS55-A(ドッキングスタンドタイプ)」を採用した。その決め手になったものとは?

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店舗それぞれに合った機種選定、コスト削減も

 こうして新しいPOSレジシステムのハードウェアとしてEndeavor JS55-Aを選定したアクサスHDでは、店舗の業態や規模に応じて適したモデルを導入することも決定した。

 ドラッグストアなどの大型店には、顧客との対面オペレーションを可能にするデュアルディスプレイモデルを採用し、対面オペレーションが不要な小型店にはシングルディスプレイモデルを採用するといった具合だ。

 これに合わせてエプソンダイレクトは、リリース当初に発表した出荷開始日の予定を早め、急ピッチで量産化に取り組んでアクサスHDの店舗に納入。2023年10月のインボイス施行に予定通り間に合い、新しいPOSレジシステムの運用を開始できたという。

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 アクサスHDの富永真司氏(IT推進室 IT企画チーム)は、導入のメリットを次のように説明する。

 「大型店に導入したモデルでは、画面上にスマートフォンアプリの提示を促す告知を表示するなど、分かりやすくも素早い会計処理が行えるように工夫しています。このセミセルフレジとして導入したことにより、会計処理にかかる時間を短縮するという効果が得られました。お客さまの会計が集中する忙しい時間帯であっても、レジオペレーションと商品の袋詰めを担当する2人のスタッフを配置する必要がなくなり、人員削減の効果も得られています」(富永氏)

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アクサスHDの富永真司氏(IT推進室 IT企画チーム)

 今回取材したドラックストアチャーリー沖浜店の他、酒類販売専門店などさまざまな業種への事業展開を行っており、各店で共通のシステムを採用している。例えば、東京・青山に展開している青山ウイスキーにも、Endeavor JS55-A(ドッキングスタンドタイプ)一式が導入されている

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アクサスHDが東京・青山に展開している青山ウイスキー。酒類販売店で世界各地から取り寄せたウイスキーが楽しめる
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凝った内装で、雰囲気は抜群だ
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レジ横に設置された「Endeavor JS55-A(ドッキングスタンドタイプ)」

 もちろん、アクサスHDが一番の目的として掲げたPOSレジシステムにかかるコストの削減も達成できた。アクサスHDの岸祐矢氏(IT推進室 IT企画チーム)は予算内に十分収まったと話す。

 「今回導入したPOSレジシステムのトータルコストは、当社が計上した予算内に十分収まっています。それに加えて会計処理にかかる時間が短縮できたことで、レジそのものの台数削減につながり、結果的に想定以上のコスト削減を達成できました。また、POSレジシステムにはお客さま自身が支払いと釣り銭受け取りを完了できる仕組み、そしてレシートを印字するプリンターが搭載されているので、会計処理のミスを大幅に低減するという効果も得られています」(岸氏)

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アクサスHDの岸祐矢氏(IT推進室 IT企画チーム)

 アクサスHDは今回のEndeavor JS55-Aにあわせ、同じくエプソンのレシートプリンター「TM-m30II-H」も導入した。レシートを印字するためになくてはならない存在だが、“印字できて当たり前”の製品でもある。

 NESの鈴木氏は「このプリンターはスリムでレジカウンターを省スペースにできますね。それにエプソンのプリンターは壊れないというイメージが強くあります。それはお客さまにとって大きなメリットですし、私も安心して提案できています」と話す。

 実際にこれまでハードウェアに関するトラブルは発生しておらず、信頼性や満足度に関して関係者の評価は高いという。また、同じメーカーで統一することで、いざというときのサポートの面でも余計な手間が掛からないメリットが生まれるだろう。

 ちなみにアクサスHDが導入したEndeavor JS55-Aは、OSに「Windows 10 IoT LTSC 2021」を搭載。2025年10月にサポート終了を迎えるWindows 10とは違い、2032年1月までの長期サポートが保証されている。

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レシートプリンター「TM-m30II-H」
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青山ウイスキーにも同じくレシートプリンター「TM-m30II-H」が導入されている

次の成長を見据えて

 今回のPOSレジシステムのリプレースにより、店舗へのセミセルフレジ導入を実現したアクサスHDでは、さらなる施策として、フルセルフレジの導入も視野に入れている。

 「フルセルフレジを導入すると、店舗スタッフとお客さまとの接点が大幅に減り、お客さま満足度の低下を招くのではないかという懸念もあります。今後は、そうしたお客さま満足度の向上と会計処理の省力化推進とを両立させていくための施策/仕組みづくりを考えながら、店舗運営の効率化/コスト削減、さらには事業成長/拡大につなげていきたいと考えています」(近藤氏)

 アクサスHDのように、成長を続ける企業のビジネスをエプソンダイレクトのハードウェアは支え続ける。POSレジシステムをきっかけに業務効率化やビジネスの成長を考えたいのであれば、エプソンダイレクトに相談してみてはいかがだろうか。きっと期待に応えてくれる提案を受けられるはずだ。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年9月26日

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