Amazonのスマートホームセキュリティ「Ring」の有料プランが11月5日に一新! その機能と狙いは?(2/3 ページ)
アマゾンジャパンが11月5日、スマートホームセキュリティ「Ring」のサブスクリプションサービスを一新する。ネットワークカメラで24時間連続録画できる上位プランが用意される他、外出先からドアベルに応答できる「ドアベルコール」も追加される。これに合わせて、サービス名を「Ring Home」に改める。
アマゾンジャパンのショールームで実演
新プランの説明が一通り終わると、アマゾンジャパンの瀬口氏が新プランで提供される新機能のデモンストレーションを行った。
今回の説明会はアマゾンジャパンの本社内にある「スマートホームセンター」と呼ばれる部屋で実施された。この部屋は実際の家屋を模して作られており、その名の通りアマゾンジャパンが自社で取り扱う「Amazon」「eero」「Ring」ブランドのスマートデバイスと、それらと組み合わせられるスマート家電を実際に試せるショールームとなっている。
このセンターの玄関部分には、「Ring Doorbell Plus」が、それぞれの部屋には各種Ringカメラが設置されている。
スタッフがドアベルを鳴らすと、瀬口氏が手にするスマホに電話のような通知が表示された。応答ボタンをタップすると、ドアベル前の人と会話できた。
また、Ringカメラ(今回はRing Doorbell Plus)の前で動きが検知されると、スマホにアニメーションGIF付きのプッシュ通知が表示された。これなら、会議中であったとしてもスマホに目を落とすだけで何が起きているかすぐに分かるだろう。
なお、Ringデバイスは、サブスクリプション契約を結ばなくてもライブ通知などの機能を使える。しかし、クラウドへの録画機能などを使う場合は、サブスクリプション契約が必須だ。瀬口氏は「AWSをサーバーとして使うからこそ、(サブスクリプションサービスの)低価格が実現している」と解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
実売7980円! Ring初のパンチルト対応カメラ「Ring Pan-Tilt Indoor Cam」を試して分かったこと
Amazon傘下のRingから、屋内向けのネットワークカメラ「Ring 首振り機能付きインドアカム」(Ring Pan-Tilt Indoor Cam)が発売された。その実用度はいかほどのものか、実機を使って見た。
ソーラーパネルの取り付けにも対応! 「Ring」の屋外用ネットワークカメラをポールなどに取り付け可能な純正マウントを試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はRingの屋外用ネットワークカメラのオプション製品を試した。
今や少数派? 3社の家庭向けネットワークカメラで「PCブラウザ経由での閲覧機能」を比較した
各社の家庭向けネットワークカメラを使い、「PCブラウザ経由での閲覧機能」を細かく比較してみた。
新モデルは“置き配対応” Ringのスマートドアベル「Ring Battery Doorbell Plus」を試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回は、Amazonのドアベル新モデル「Ring Battery Doorbell Plus」を試した。
従来モデルとはどこが変わった? Amazonのネットワークカメラ「Ring Indoor Cam(第2世代)」を試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は屋内用の小型ネットワークカメラ「Ring Indoor Cam(第2世代)」をチェックした。


