「Amazfit T-Rex 3」は頑丈でバッテリーも長持ちなスマートウォッチだった:スマートウォッチ ナビ(1/3 ページ)
多彩なスマートウォッチを用意しているZepp Health(ゼップヘルス)から、タフネススマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3」が発売された。実機を試して分かったこととは?
Amazfitブランドを展開するZepp Health(ゼップヘルス)は10月10日、アウトドア・登山向けスマートウォッチの新モデルとなる「Amazfit T-Rex 3」を発売した。価格は3万9900円だ。
アウトドア向けスマートウォッチとしては、国内ではGarminやSUUNTO、G-SHOCKなどがメジャーだが、その価格は5万円を超え、10万円超というモデルも少なくない。それを考えると約4万円というT-Rex 3の価格はリーズナブルと言ってもいいだろう。
今回、このAmazfit T-Rex 3を試用する機会を得たので、どんな特徴があるスマートウォッチなのか見ていこう。といっても、登山やアウトドアの趣味はないため、主に普段使いでの使い勝手を確認していくことになるのはご容赦願いたい。
頑丈な見た目と良好なユーザビリティー
まずは外観からチェックしよう。登山やアウトドア向けということもあり、見た目はかなりゴツイ印象だ。1.5型のAMOLEDディスプレイを八角形のベゼルが囲んでおり、ディスプレイはゴリラガラス、ベゼルはステンレススチールという仕様だ。
ボディーサイズは約48.5(直径)×13.75(厚さ:心拍ベース除く/心拍ベース含むと約15.85g)mm、バンドを含む重量は約68.3g(本体のみは約49g)となっている。
ディスプレイの輝度は最大2000ニトで、晴天の屋外でも視認しやすい。また、グローブモードを搭載しており、有効にするとタッチパネルの感度が上がり、厚さ2mm未満であればグローブを付けたままでも画面を操作できるようになる。
側面には、スマートウォッチとしては珍しく4つのボタンが搭載されている。右上の「SEL」はホーム画面で押すと運動メニューが表示され、長押しで「Zepp Flow(独自の音声アシスタント)」の起動となる。他のメニューが表示されている場合は選択ボタンとして機能する。右下の「BACK」は文字通り戻るボタンだ。
左側には「UP」と「DOWN」ボタンがある。これらのボタンは、他のスマートウォッチではほとんど見ないものだが、ホーム画面ではそれぞれ上からのスワイプ、下からのスワイプとして動作する。また、ホーム画面以外ではそれぞれ上下のスクロールとして利用可能だ。
これらのボタンを利用することで、画面に触れることなく一通りの操作が可能となっている。この辺りは、厚手のグローブを装着することもあるアウトドア仕様ならではの配慮だろう。
ベルトは、付属の専用ツールを使うことで取り外しが行える。付属のアタッチメントを利用することで、市販のベルト(22mm)を装着可能だ。
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