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忙しい人にこそ使ってもらいたい! デュアルRGBカメラ×デュアルAIチップで賢く掃除する全自動ロボット掃除機「Freo Z Ultra」を試して分かったこと(2/2 ページ)

多機能なロボット掃除機が増えてきた。多機能な分、値段も高い。高いからこそ失敗したくない。今回試したのは、Narwal Japanの「Freo Z Ultra」だ。AIが障害物や汚れの種類を判別するというこの掃除機は、どこまで“お任せ”にできるのだろうか?

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「オールインワン静音ベースステーション」でメンテナンス頻度が激減

 Freo Z Ultraは、ロボット掃除機とベースステーションがセットになっている。このベースステーションは「オールインワン静音ベースステーション」と呼ばれており、掃除機本体が内部にため込んだゴミの吸引から、汚れたモップの洗浄と乾燥、そして充電まで“全て”を自動で行ってくれる。

 ベースステーションにはモップ洗浄のために5Lの「清水タンク」が搭載されている。タンクから出た清水は、ステーション内の電解水生成装置を通り、除菌効果のある「イオン水」へと変化する。クリーニングトレイに運ばれたイオン水は、モップの汚れ度合いに応じて45〜75度の範囲で熱せられ、モップを洗浄した後、「汚水タンク」へと運ばれる。

電解水生成装置
除菌効果やウイルスの不活性効果があるとされている電解水を生成しているところ
クリーニングトレイ
モップ洗浄用クリーニングトレイ
クリーニングトレイの仕組み
ベースステーションから取り外したクリーニングトレイ。ロボット掃除機側でモップを回転させるため洗濯板のような突起があるだけとシンプルな作りだ。そしてこのように取り外せるので、汚れが気になったときのメンテナンスも楽だ

 きれいになったモップは、繊維をいたわる40度の温風で乾燥される。モップ自体は消耗品だが、清潔な状態を保ちつつ、できるだけ長く使ってもらいたいというメーカーの思いが伝わってくる。

 この温風は、ロボット掃除機内のダストボックスやベースステーション内のダストバッグを通過する。これにより、ロボット掃除機が湿り気のあるゴミを吸引したとしても、乾燥された状態でベースステーションへと運べる他、例え湿気を帯びた状態でダストバッグに入ってしまったとしても、45度まで温度を上げた温風でしっかりと乾燥できるなど、なかなか考えられている。

 ダストバッグは2.5Lと大容量な上、「ゴミ圧縮機能」も備えている。そのため、最長120日間は交換することなく使える(清掃の状況によって日数は前後する)。先述した乾燥機能により、カビなどの心配も不要だ。

巨大なダストバッグ
ベースステーション前面カバーを開けると、左側にダストバッグがセットされている。かなり巨大だ。なお、右に見えるのは床洗浄液で、モップを湿らせる水に自動投入される

 Freo Z Ultraのベースステーションは「10-In-One」をうたっている。10の機能をひとまとめにしていることを表現しているのだが、「掃除機を掃除する」というメンテナンスの頻度をできるだけ少なくする上で、非常に役立っている。

おにぎり型モップ
掃除機本体の回転モップはおにぎり型で、壁際ギリギリまで水拭きできる
メインブラシ
こちらはメインブラシ。シリコンと化学繊維の毛を組み合わせている
2回稼働後
こちらは2回ほどリビング全体を掃除させた後のリアルな掃除機本体の底面。モップの汚れがほとんど落ちていること、またメインブラシに何も絡まっていないことが分かる。リビングは撮影のために事前に少し片付たのだが。ロボット掃除機が勝手に進入して行ったキッチンはいつもどおり汚れたままで検証を行った
キッチンを掃除している様子
こちらは汚れっぱなしのキッチンを掃除しているところ。暗いとよく見えないのはロボットも同じで、ライトで照らしてゴミの種類を判別しつつ掃除している
幅木清掃モジュール
「幅木」と呼ばれる、壁と床の境目にある部材を掃除するための「幅木清掃モジュール」もある。このモフモフが、幅木に積もるホコリを落としてくれる
幅木清掃モジュール
幅木清掃モジュールのモフモフ(クロス)は洗濯可能で、両面テープで簡単に脱着できる。なお、クロスは製品に予備が3枚付属している

基本的に清掃中は静か ネコたちものんびり

 犬やネコは、基本的に大きな音をたてるものを嫌う。人間より数十倍も聴覚に優れているので当然だろう。好奇心旺盛で、開封時やセッティング中に近くで物珍しそうに眺めていたとしても、稼働し始めた途端に毛を逆立てて逃げていく、あるいはネコパンチをする、唸り声を上げるなど、不快感を表すものだ。

 Freo Z Ultraでは、そのようなペットの習性に配慮して、ロボット掃除機の吸引ファンやモーターはもちろん、ベースステーションのゴミ自動収集機構、モップ乾燥ファンなど稼働時に発生する騒音に対してノイズを軽減する措置を施している

 確かに、本体がネコたちのそばへ寄ってきたり、ベースステーションが集塵を開始してもネコたちが怯えたり逃げたりしなかった。これなら、不在時にロボット掃除機を自動運転させたとしても、ネコたちをおびえさせることはなさそうだ。

 小さい子どものいる家庭であれば、むしろ「子どもが寝ている今が掃除機がけのチャンス」となることだろう。

触れそうな勢いでロボット掃除機が近づいてきているのに「動く妙な物体」としてしか認識していないネコ
モップ乾燥中
こちらはベースステーションに戻ったロボット掃除機がモップを乾燥している最中の写真。臆病なもう1匹のネコですら、全く気にせずに近寄っている

 在宅ワークをしているビジネスパーソンにとっても、この静粛性は助かるはずだ。オンライン会議中に掃除機が自動運転を始めたとしても、稼働音が先方に聞こえてしまうのではないかとヒヤヒヤせずに済むからだ。そうでない場合、つまり1人で作業していたとしても、通常稼働時には全く気にならない音の大きさである。

 Freo Z Ultraは、オンタイムであれ、オフタイムであれ、動いているのが目に入らない限り掃除中であることをほとんど意識させないほど静かなので、コミュニケーションの妨げになることはないだろう。

思った以上にすごかった「Freo Z Ultra」 ロボット掃除機の買い換えにもお勧め

 Freo Z Ultraは、Narwalはもちろんのこと、他社を含めた最新ロボット掃除機の中でもかなりのハイスペックモデルだ。TwinAI Dodge障害物回避やAI DirtSense 2.0など、セールスポイントはたくさんあるのだが、そのいずれも高いレベルで実用的な上、ユーザーの使い勝手にしっかりと配慮していることがよく分かる。使っていて、本当に手間がかからない。

 清水をタンクに入れるなど、使い始めるに当たっては当然準備が必要なものの、プラグをコンセントにつなげたら、「掃除開始ボタン「を押すだけで掃除を始めてくれるシンプルさが良い。その後のメンテナンスといえば「水がなくなったら清水タンクに水を入れる」「汚水タンクに汚水がたまったら空にする」「おおむね3カ月くらい使ったらダストバッグを取り替える」ことくらいだ。

 掃除中も掃除後もほぼロボット任せがかなうというのは、「21世紀だなぁ」と実感させてくれる。

清水タンクと汚水タンク
清水タンクの容量は5Lであり、他社製品より大きめ。そのため、頻繁に給水や汚水タンクの清掃をしなくても済む

 高機能なロボット掃除機選びで失敗したくない人、忙しくて掃除機をかけられないだけでなく、掃除機がけ前の床掃除すら難しい人、小さい子どもやペットのいる家庭、自宅を仕事場にしている人――あらゆる人にとって、Freo Z Ultraはロボット掃除機の“最有力候補”となるだろう。

ネコもご満悦

「予約販売開始記念キャンペーン」開催!

 Freo Z Ultraの発売を記念して、Narwal Japanは11月21日まで「予約販売開始記念キャンペーン」を開催する。通常購入よりもおトクにゲットできる機会を見逃さないようにしたい。特典は以下の通りだ。

  • Narwal公式サイト(ダークグレー)
    • 本体価格1万円オフ(19万9800円→18万8800円)
    • 純正アクセサリー贈呈(2万2000円相当)
  • Amazon.co.jp(ギャラクシーシルバー+アクセサリーセット)
    • 1万8200円引きクーポン配布(20万8000円→18万9800円)
  • 家電量販店(ダークグレー)
    • 本体価格1万2000円オフ(19万9800円→18万6800円)

 なお、家電量販店では以下の店舗で取り扱う。

  • エディオン
  • ケーズデンキ
  • コジマ
  • ジョーシン(上新電機)
  • ソフマップ
  • ノジマ
  • ビックカメラ
  • ヤマダデンキ
  • ヨドバシカメラ
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予約販売開始記念キャンペーンの内容

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提供:Narwal Japan株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年12月5日

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