AMD、Intel CPU搭載のCopilot+ PCでも使える「Recall」のテスト開始/Googleが次世代のAIモデル「Gemini 2.0」を発表:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月8日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
OpenAIが動画生成モデル「Sora」を一般公開
OpenAIは12月9日(現地時間)、動画生成AI「Sora」の一般提供を開始した。有料プラン「ChatGPT Plus」(月額20ドル)と「ChatGPT Pro」(月額200ドル)で利用できる。
Soraは、ユーザーが入力したテキストプロンプトを基に、短いリアルな動画を生成できるAIモデル。動画内の要素を置き換えたり、削除したり、作り直したりできる「Remix」、最適なフレームを見つけて分離し、いずれかの方向に拡張してシーンを完成させる「Re-cut」、個人のタイムライン上で動画の独自のシーケンスを整理および編集する「Storyboard」などの機能を備える。
なお、生成できる動画に関してはプランによって差異が設けられており、ChatGPT Plusは最大解像度720pで長さが5秒までの動画を月50本まで生成可能だ。ChatGPT Proは1080p/20秒の動画を月500本まで生成できる。ChatGPT Proでは同時に5本を生成できる他、透かしなしでダウンロードも可能となっている。
MicrosoftがCopilotとチャット可能な「Copilot Vision」のプレビュー版を米国で提供
米Microsoftは12月5日(現地時間)、ユーザーが閲覧しているページをCopilotが認識し、ユーザーがその内容についてCopilotとチャットできる「Copilot Vision」を発表した。プレビュー版として、一部のCopilot Pro契約者向けに米国で提供される。
Copilot Visonは、Webを閲覧するときに AIを一緒に利用するための新しい方法だとしており、Microsoft Edgeでのみ利用可能だ。例えば、博物館で1日を過ごす計画を作るのを手伝ってもらったり、ページに表示される製品の中からユーザーのニーズや好みに一致するものを提案したりできる。
セキュリティを考慮し、Copilot Visonは完全なオプトイン方式で提供される。また、Visionとのセッションが終了すると、共有したコンテキストに関する全てのデータが削除される。ただし、Copilotの応答はシステム向上のために記録されるとのことだ。
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