PCやMacでも編集可能! AIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」と「PLAUD NOTE」を試して分かったこと(2/4 ページ)
NicebuildのAIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」が間もなく発売される。従来モデルの「PLAUD NOTE」とは何が異なるのか。実際に試してみた。
アクセサリーのような「PLAUD NotePin」
一方、新モデルのPLAUD NotePinは、従来モデルからデザインが大きく変わり「ウェアラブルAIメモリーカプセル」としてカプセル状のスタイルを採用している。
PLAUD NotePinの表面(左)。中央部分を長押しすると、下部のLEDランプが点灯して録音を開始する。裏面(右)は、PLAUDと書かれたプレートが強力なマグネットで装着されており、充電時はプレートを取り外す必要がある
PLAUD NotePinは、マグネットピン/リストバンド/クリップ/ネックストラップの4つのスタイルで、アクセサリー感覚で身に着けることができる。バッテリー容量は270mAhとNOTEから大分少なくなっており、連続録音も最大20時間までとなる。
ボタン類はないが、表面を軽く押し込むと録音が開始、もう一度押し込むと終了する。
利用シーンによる使い分け
PLAUD NOTEもボイスレコーダーには見えないのだが、会議の席などで机上に出しておいても違和感はないだろう。「録音します」と声を掛けて操作すれば、すんなりと受け入れられそうだ。
通話録音に関しては、ケースバイケースといったところだろうか。iOS 18.1以降では、iPhone自体に通話録音機能が追加されている。Pixelでは利用できないが、Galaxyなどの一部Android端末でも通話録音は利用できる。こうしたOSやデバイスの機能なら、Bluetoothヘッドセットを利用した通話も録音できるので、汎用(はんよう)性は高い。
対してPLAUDE NotePinは、アクセサリーにしか見えないので、そもそも会議などの場に身に着けていくのが難しいかもしれない。ただ、それ以外の場では常に身に着けていられるデザインなので、思いついたアイデアを音声で記録しておくなどの使い方に向いていそうだ。最大20時間の録音が可能なため、その気があれば起きてから寝るまで、常に録音しておくこともできる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Nicebuild、手軽に持ち運べるウェアラブル設計のAIボイスレコーダー
米Nicebuildは、ウェアラブル設計のAIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」を発表した。
Gloture、ボイスレコーダーやプレゼンリモコンとしても使える小型ワイヤレスマウス「GeeRig X1」
Glotureは、多機能設計の小型ワイヤレスマウス「GeeRig X1」を発表した。
サンワ、コンパクトなスティック型筐体を採用したボイスレコーダー
サンワサプライは、スティック型デザイン筐体を採用するボイスレコーダー「400-SCNICR4BK」の販売を開始した。
サンワ、スマホ通話の録音ができるマグネット着脱型ボイスレコーダー
サンワサプライは、スマートフォンでの通話の録音に対応した小型軽量のボイスレコーダー「400-SCNICR3BK」を発売した。
ソースネクスト、文字起こしAI「AutoMemo」に要約機能(β版)を追加
ソースネクストは、同社提供の文字起こしAI「AutoMemo」に、GPT-4を採用した要約機能を追加した。









