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新発想のアームが付属! 標準消費電力わずか6Wの23.8型ディスプレイEIZO「FlexScan FLT」を試す(4/4 ページ)
EIZOが欧州エネルギーラベル「Class A」取得など環境に配慮をうたう新モデル「FlexScan FLT」を発売した。実際の使い勝手はどうなのか、試して分かったことをまとめた。
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標準消費電力の少なさと5年保証がプラス要因
以上ざっと使ってみたが、確かにボディーは薄いものの圧倒的というわけではなく、またモバイルディスプレイと違って持ち歩くわけではないので、軽さを実感するのは取り付け時くらいだ。スタイリッシュではあるものの、それ以上のプラスαは期待すべきではないだろう。
また、ディスプレイもアスペクト比16:9のフルHDということで、とりたてて特徴があるわけではない。背面のUSB Type-Cのインタフェースも確かにスマートなのだが、モバイルディスプレイではそう新しい仕様ではない。スピーカーがないなど割り切りもみられ、多機能というわけでもない。
一方で保証期間は5年と長く、長期的に使っていくと標準消費電力の少なさがじわじわと効いてくるはずだ。こうした点を踏まえると、23型クラスとしては高価な6万4900円という直販価格も、同等サイズのディスプレイと単純比較できるものではない。アームの使い勝手にかなりクセがある点に納得がいけば、という条件付きだが、個人であっても導入を検討する価値はあるだろう。
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