デルが約5年ぶりに復活させるAlienware“Area-51”の実機を見てきた GeForce RTX 5080搭載は約125万円に! “オール正社員”対応をアピールする新有償サポートも(1/2 ページ)
製品名にArea-51と付くハイエンドモデルは約5年ぶりの復活になる
デル・テクノロジーズは2月18日、プレミアムゲーミングPCブランド「Alienware」の新製品「Alienware Area-51 Gaming Desktop」および「Alienware Aurora Desktop」を国内で26日に発売すると発表した。
製品名にArea-51と付くハイエンドモデルは約5年ぶりの復活になるという。価格はGeForce RTX 5080搭載モデルが79万8900円から、同5090搭載モデルは124万8900円から。18日に行われた報道陣向け説明会では実機も披露した。
最高性能を追求した「Alienware Area-51 Gaming Desktop」
デルは法人向けPCに続き、個人向けPCのブランドも再編する。「Inspiron」や「XPS」「Dell G」といったブランド名を廃止する一方で、ゲーミングは既存のAlienwareを残して一本化する。
今後、Alienwareの中でハイエンドモデルに位置付けられる製品には、Area-51という名前が入る。今回のAlienware Area-51 Gaming Desktopもハイエンドらしく、大きなPCケースを生かした設計によって、同シリーズで最も静音性と冷却性に優れたモデルとなっている。本体サイズは約231.6(幅)×610.5(奥行き)×569(高さ)mm、重さは約34.5kgだ。
PCケースに施された工夫による大きな特徴として、ケース内気圧が外より高くなる「正圧エアフロー」構造を採用している。特許出願中だという加圧レイアウトにより、エアフロー効率は過去の「Alienware Aurora」シリーズに比べて25%増加し、空気の流れの抵抗を最小限に抑えることで、静音性も向上するという。
さらにユーザーの手によって交換されることが多いPCパーツに、メンテナンスのガイドビデオを見るためのWebサイトにアクセスできるQRコードを配置し、DIYをサポートする。
基本性能としては、プロセッサに最新の「Core Ultra 7 265K/Core Ultra 9 285K」(オーバークロック対応)を採用し、グラフィックスカードは「NVIDIA GeForce RTX 5080/5090」を搭載する。今後、その他のNVIDIA GeForce RTX 50 シリーズを搭載したモデルも追加するとしている。
メモリは最大64GB(DDR5-6400MT)、ストレージは2TB(Gen5 SSD)または4TB(Gen4 SSD)を選択できる。
ワイヤレス機能としてWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応し、2.5Gbps(2.5GBASE-T)の有線LANポートも搭載している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
読者プレゼント【第1弾】――アンケートに答えるとモバイルPCやディスプレイなどの賞品が当たる
PC USER 30周年企画として、「読者プレゼントキャンペーン」の第1弾を実施します。奮ってご応募ください!
「AI PC」の認知度、約3カ月で10倍に? デルがCES 2025で発表した最新法人向けノートPCの実機を見てきた
製品ブランドを刷新し、商品ラインアップの分かりやすくした他、過去に発表したコンセプトモデルから着想したモジュラー型のUSB Type-Cポートを採用するなど、両軸で商品力の強化を図っている。
Dell、AI PCの製品ブランドを刷新 「Pro、Pro Max」など3つのカテゴリーとティアでグレードを分かりやすく
新製品は「Dell」(趣味、教育、仕事)、「Dell Pro」(プロレベルのビジネス)、「Dell Pro Max」(多用途で高性能)の3つに区別される。
一目ぼれするほど美しいPC「XPS 13」の秘められたパフォーマンスに迫る 学割や優待もあるデルの最新ノートPCをチェック!
デル・テクノロジーズの「XPS 13」シリーズに、最新のCPUを備えた新型が登場した。豊富な周辺デバイスと共に、お勧めのポイントを見ていこう。
デル・テクノロジーズが「法人向けPC/周辺機器」の展示ルームを大手町本社に開設 その狙いは?
デル・テクノロジーズが、法人向けPC/周辺機器の展示ルームを東京都千代田区にある「大手町本社」に設置した。法人ユーザーにおいてAI PCへの興味が強まっている中、実物に触れられる機会を確保するための取り組みだ。




