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座るのもつらい“ゲーマー妊婦”、ポータブルゲーミングPCで快適にモンハンワイルズをプレイできるか?(1/3 ページ)

Valveのポータブルゲーム機「Steam Deck OLED」とSteam Linkを組み合わせることで、リビングに居ながらAAA級タイトルで遊べるのでは?

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 私事ではあるが妻が子供を授かってから5カ月ほどが経過し、いよいよお腹が大きくなりはじめてきた。妻はPCでゲームを遊ぶことが好きで、Steamでセールが行われる度に新しいゲームを探しながら日々楽しんでいた。

 しかし、徐々に机に向かって長時間座ることが難しくなり、最近はリビングに置いているビーズクッションに楽な姿勢で座りながら、スマホでSNSやYouTubeを見る日々だ。

 本人に話を聞いてみたところ、「モンスターハンターワイルズを早く進めたいが、長時間椅子に座ることが辛くなり、遊びたくても遊べない状況が続いている」と吐露した。

 であれば、Valveのポータブルゲーム機「Steam Deck OLED」とSteam Linkを組み合わせることで、リビングに居ながらAAA級タイトルで遊べるのではと考え、実機を用意して実際に試してもらった。

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Steamゲーム好きの妊婦がSteam Deck OLEDで快適にゲームを遊べワイルズ試してみた

 今回は筆者の妻の利用体験をもとに、Steam Deck OLEDとゲーミングPCでゲームを動作させて、手元のSteam Deck OLEDでストリーミングプレイできるSteam Linkによって、妊娠中も快適にゲームを遊べワイルズ詳しくチェックしてみたので紹介しよう。

旧モデルからメモリが強化されたSteam Deck OLED

 Steam Deck OLEDはディスプレイが7型液晶から7.4型OLED(有機EL)にアップデートされており、最大輝度が1000ニトのHDR表示、リフレッシュレート最大90Hzに対応としている。ポータブルゲーム機として、よりゲームプレイ体験を向上させるモデルに仕上がっている。

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表示領域が7.4型のOLEDパネルを採用し、リフレッシュレート最大90Hzに対応したSteam Deck OLED

 さらにSteam Deck OLEDは搭載されているAPUにも変更が入っており、7nmのカスタムAPUから6nmのカスタムAPUが採用され、かつメモリはLPDDR5-6400に強化されている。

 あわせて内蔵バッテリーの容量も40Whrから50Whrにアップデートされ、かつOLEDパネルや、より省電力性の高いAPUの採用によって、バッテリー駆動時間も長くなり、ポータブルゲーム機として順当な進化を遂げている。

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専用のキャリングケースが付属品として用意されている。

 専用のキャリングケースが付属しているため、普段利用しないときはケースに保管して本体を保護する事も可能だ。

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