連載
視野角がグンと広がり暗視性能も強化 Ringの屋外用ネットワークカメラ「Outdoor Cam Plus」を既存モデルと比較して分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(4/4 ページ)
Amazon傘下のRingから、屋外用ネットワークカメラの新モデル「Outdoor Cam Plus」が発売された。従来モデルや上位モデルと比べて分かった違いをまとめた。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
屋外利用時はライト非搭載であることに注意
以上のように、画質を中心に全体的に機能のアップグレードが図られている。実売価格は1万2980円と、Stick Up Camの8980円からはかなり値上がりしているが、これだけの機能/性能の強化で3千円アップにとどめたのはむしろ健闘している方だろう。
また上位モデルにあたるSpotlight Cam Plusは2万4980円とかなりの価格差があり、かつ本稿執筆時点ではStick Up Camも併売されているので、ラインアップが2モデルから3モデルに増えたと考えれば、各製品の価格帯のバランスも悪くない。
ラインアップ内での位置付けについてもチェックしておこう。
本製品は屋内利用にも対応するが、屋内向けとしては格安のIndoor Camに加えて、本製品より5千円安いにもかかわらずパンチルトに対応したPan-Tilt Indoor Camもあるので、やや宝の持ち腐れという印象がある。どうしても高解像度のモデルが必要な場合などに限られるだろう。
屋外利用においては、上位のSpotlight Cam Plusにあって本製品にない機能、具体的にはLEDセンサーライトを必要とするかで判断するとよい。防犯用途ではライトがあった方が望ましいので、本当に必要ないのかは確認しておきたいところだ。また本製品は電源アダプターモデルも用意されているので、選ぶにあたってはその存在も頭に入れておきたいところだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
実売7980円! Ring初のパンチルト対応カメラ「Ring Pan-Tilt Indoor Cam」を試して分かったこと
Amazon傘下のRingから、屋内向けのネットワークカメラ「Ring 首振り機能付きインドアカム」(Ring Pan-Tilt Indoor Cam)が発売された。その実用度はいかほどのものか、実機を使って見た。
ソーラーパネルの取り付けにも対応! 「Ring」の屋外用ネットワークカメラをポールなどに取り付け可能な純正マウントを試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はRingの屋外用ネットワークカメラのオプション製品を試した。
実売1万4980円の破格プライス! マグネットで取り付けも簡単 スマホで応対できるドアベルの新モデル「Ring Battery Doorbell」をチェックした
Amazon傘下のRingから、ドアベルの新モデル「Ring Battery Doorbell」が発売された。従来モデルや上位モデルと比べてみた。
新モデルは“置き配対応” Ringのスマートドアベル「Ring Battery Doorbell Plus」を試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回は、Amazonのドアベル新モデル「Ring Battery Doorbell Plus」を試した。
Arloブランドの「Essential屋内用カメラ(第2世代)」を試す Ringの屋内カメラとの違いは?
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、Arloの屋内向けネットワークカメラの新モデルをチェックした。

