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E Inkディスプレイ搭載のNUCや香りが出るアロマPCなど個性あふれる展示がそろったASUSブースCOMPUTEX TAIPEI 2025(1/4 ページ)

台湾で開催された見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」のASUSブースでは、未発売の新モデルが多数展示されていた。日本での展開はまだ不明だが、一足先にPCやNUCの新製品をチェックした。

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 台湾の台北市で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2025」。日本でASUS JAPANを展開しているASUSTeK Computer(以下ASUS)のブースでは、Copilot+ PC準拠の新型NUCやAI関連製品に加え、ミラノデザインウィークに出展した特別デザインのCeraluminum(セラルミナム)天板、コスメブランドとコラボしたアロマPCなど面白い展示が見られた。その模様をレポートしよう。

ASUS JAPAN COMPUTEX TAIPEI 2025 ブース ProArt NUC Copilot+ PC E Ink
ASUSTeK Computer(ASUS)ブースでは、AI関連に加え、外観デザインやマテリアルへのこだわりをアピールする展示が目立った

デザインの本場に挑んだセラルミナム天板

 セラルミナムは、ASUSが独自に開発したというセラミックとアルミニウムを融合させた新素材だ。硬度が高く、耐摩耗性や耐食性にも優れており、美しい外観を長く保つことができるという。100%リサイクル可能で、サステナビリティーの観点からも優れている。

 2024年のCOMPUTEX TAIPEIで初披露され、その後日本で発売された「ZenBook S 16」や「ZenBook SORA」などに採用されているが、どちらも薄型軽量でありながらしっかりとした剛性があり、見た目の美しさや手触りの良さと汚れにくさ、傷の付きにくさといった機能性を両立させた仕上がりに、PC向けのマテリアルとしての相性の良さを実感できる。

 今回のASUSブースでは、そのセラルミナムの美しさにフォーカスされていた。2025年2月にイタリアのミラノで開催されたミラノデザインウィークのために用意した特別デザインの天板があった。いずれもエレガントな配色に特殊な加工を施しており、一味違った仕上がりとなっている。

 なお、これらは出展用のプロトタイプで、量産ができるかについては「可能性を検証中」で「仮にできるとしても2027年」ということのようだ。

ASUS JAPAN COMPUTEX TAIPEI 2025 ブース ProArt NUC Copilot+ PC E Ink
夜空に輝く星のようなイメージのデザイン天板を採用している
ASUS JAPAN COMPUTEX TAIPEI 2025 ブース ProArt NUC Copilot+ PC E Ink
内側の鮮やかなブルーの色味もインパクトがある
ASUS JAPAN COMPUTEX TAIPEI 2025 ブース ProArt NUC Copilot+ PC E Ink
ザラっとした石のような質感があるデザイン天板
ASUS JAPAN COMPUTEX TAIPEI 2025 ブース ProArt NUC Copilot+ PC E Ink
内側のゴールドとワインレッドの配色もエレガントだ
ASUS JAPAN COMPUTEX TAIPEI 2025 ブース ProArt NUC Copilot+ PC E Ink
こちらは、鮮やかなホワイトにゴールドを散らしたゴージャスなデザイン天板
ASUS JAPAN COMPUTEX TAIPEI 2025 ブース ProArt NUC Copilot+ PC E Ink
全体にひっかき傷が付いている……のではなく、そういうデザインだ

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