「推し活」をもっと身近に！ エプソンが推し活をプッシュする理由（2/2 ページ）

東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催された「推し活EXPO」において、エプソン販売が「推し活」関連の製品やソリューションを展開し、にぎわっていた。

[田中宏昌，ITmedia]

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韓国で展開中の推し活支援サービスも

　韓国のバンドやグループ、俳優を推している人ならうなずいてもらえると思うが、推しグッズの豊富さや多彩さでは、まだまだ日本はかなわない。ブースではスマホの位置情報と連動してフレーム付きの4コマ写真を印刷するプリントシールや、グッズ製作のサポート支援サービス「SUBLIONE」の展示が行われていた。

　SUBLIONEは推しグッズの素材購入から機器の導入／使い方、企業支援といったトータルサポートを韓国で実施しており、日本での展開も視野に入れているという。ブースでは、昇華型転写プリンタ「SC-F150」とヒートプレス機を使った実演デモが行われており、筆者も試してみた。

　その模様は下の動画でチェックしてほしい。

スマホのカメラで指定されたQRコードを読み込み、プリントしたい画像を転送する

転送された画像はPC上でレタッチやトリミングなどの調整を行い、SC-F150でプリントしてアルミ板と共にヒートプレス機で圧着され、最後に背面にスタンドを貼り付ける

無事にプレートができあがった。会場には円筒形のヒートプレス機もあり、平面以外の圧着にも対応可能だ

SUBLIONEのサービスを利用したサンプルがズラリと並んでいた。「わんにゃんグッズで商売できます！」と推した方が刺さる人も多そうだ。1500種類以上の素材に対応し、少量多品種もサポートするだけに、国内展開にも期待したい

Tシャツ作成などに利用するガーメントプリンタ「SC-F1050」（右）を使ったソリューションも展示されていた

直接布地に印刷するだけでなく、フィルムにプリントして布地に転写する「Direct To Film」（DTF）もサポートしており、平面以外の部分にも対応できる

会場となった東京ビッグサイト

「ライフスタイルWeek TOKYO 夏」で同時開催された各種EXPO