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110W出力、101dB音圧のパワフルスピーカー「Edifier MR5」は、PCデスクにもリビングにも合う万能タイプ(1/2 ページ)

低音域も中音域も高音域もほぼ一定のフラットな音楽視聴が楽しめた。幅広い音楽を聴く方で設置場所に余裕がある方であれば、ぜひ手に取ってほしい製品だ。

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 ヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーなどを手掛けるEdifierの「MR5」は、多様な接続に対応する本格的なモニタースピーカーだ。110W出力、101dBの音圧レベルに対応しており、デスクトップからリビングまで、ハイレゾオーディオを再生できる。本記事では実際の使い勝手などをチェックしてみよう。

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Edifierのモニタースピーカーの中では最上位モデルに当たる「MR5」

 MR5はその出力の高さもあってか、アクティブスピーカーが約159(幅)×264(奥行き)×280(高さ)mm、パッシブスピーカーが約159(幅)×264(奥行き)×257(高さ)mmとかなり大型だ。購入を検討するなら、事前に設置できるスペースがあるか、よく確認しておくことをお勧めする。

 リビングに設置する場合は、AVラックの上に置くか、思い切ってスピーカースタンドを購入して設置すると良いだろう。

高音域、中音域、低音域の3wayスピーカー

 カラーバリエーションはブラックとホワイトで、手元に用意したブラックは、いかにもオーディオ機器だと感じさせる武骨さがありながらも、高音域を鳴らす1インチシルクドームツイーター部分と、中音域を鳴らす3.75インチのスコーカー、ボリュームノブに施された真ちゅう色によって、シックなデザインに仕上がっている。これはなかなか格好良い。

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各所に施された真ちゅう色とブラックボディーによって、非常に渋くて格好良いデザインに仕上がっている

 ボリュームノブは電源のオン/オフと、音響効果の切り替え操作が行える。ボリュームノブを長押しすると電源のオン/オフ操作、ボリュームノブを1回押し込むとモニターモード、音楽モード、カスタマイズとモード切り替えが行える。簡単な操作で本格的なサウンドを楽しめるのはうれしい。

 また、前面には一時的にスピーカーを利用するためのAUX端子と、夜間などスピーカーではなく、ヘッドフォンを利用する際に接続する3.5mmのヘッドフォン端子がそれぞれ用意されている。

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正面から見ると2wayスピーカーに見えるが、側面にウーファー用の開口部が見える

 MR5は3wayスピーカーと呼ばれ、高音域を鳴らすツイーターと中音域を鳴らすスコーカー、さらに低音域を鳴らす5インチのウーファーで構成されている。底面に設置されているウーファー用の開口部が、スピーカー本体の側面にそれぞれ用意されている。

 正面から見ると2wayスピーカーに見えるが、ウーファー込みの3wayスピーカーと考えるとこの大きさも納得だ。

豊富な入力端子に対応! スタジオ利用にうれしいバランスXLR接続

 MR5の背面を見てみると、非常に多くの入力端子に対応しており、RCA接続やノイズに強いバランスTRS接続、そして主にスタジオで利用されているバランスXLR接続にも対応している。

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USB接続には対応していないが、非常に豊富な入力端子を備えている

 既に発売されている「MR3」や「MR4」にはバランスTRS端子は用意されているものの、XLR端子は用意されていなかった。スタジオで利用したい人にとってはうれしいポイントだろう。XLRは、家庭で使うにはいささかケーブルが太くなってしまい、取り回しがしづらくなる。しかし、引っ張っても抜けないラッチロック構造となっているので、業務用機器のコネクターとして広く普及しているものだ。

 ただし、USBケーブルでの接続はサポートしていないため、PC用モニターとして利用する場合はDACを別途用意するか、Bluetoothでの接続が必要となるため、その点は注意が必要だ。

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