HTC、スマートグラス「VIVE Eagle」を発表 重さ49g以下で画像翻訳やカメラ機能を搭載
現時点では台湾でのみ発売する。31日まで先行予約を受け付け、9月に出荷する。
台湾HTCは8月14日、スマートグラス「VIVE Eagle」を発表した。“AIグラス”としてGeminiやChatGPTなど活用したAI機能を利用できるという。現時点では台湾でのみ発売する。31日まで先行予約を受け付け、9月に出荷する。価格は1万5600ニュー台湾ドル(7万6290円)。
見た目はサングラス型で、重さは49g以下。カラーバリエーションはベリー、ブラック、コーヒー、グレーで、いずれもスケルトンデザインになっている。
AndroidまたはiOSのスマートフォンと連携させて使う。本体には有効1200万画素のカメラを搭載しており、3024×4032ピクセルの静止画、1512×2016ピクセルの動画(30fps)をハンズフリー撮影できる。水平補正機能なども備えている。
主な機能として、レンズ越しに見た文字を翻訳できる「画像翻訳」、人物の顔やToDoリスト、駐車場所などのメモ機能、天気予報やニュースのチェック、音楽再生などを利用できる。いずれもクイックコントロールボタンを押してAIアシスタントを呼び出して起動するようだ。AIはGoogleのGeminiとOpenAIのChatGPTを利用できる。
本体はプロセッサにQualcomm Snapdragon AR1 Gen 1を採用している。メモリは4GB、ストレージは32GBを搭載している。ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応する。
グラス本体はIP54の防水/防塵(じん)性能を持つ。グラスのレンズはツァイス製。バッテリー容量は235mAhで、36時間以上のスタンバイ、最大4.5時間の連続音楽再生、3時間以上の連続音声通話が可能だという。磁気充電ケーブルによる急速充電(10分で50%、23分で80%)にも対応している。
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