面倒な組み合わせの手間なし! サンワのハブ付きUSB Type-Cケーブルを試す(2/2 ページ)
もう1基か2基、USB端子を追加したいと思うことがある。できれば充電もしたい。それをかなえるのが、サンワのUSBハブ付きType-Cケーブル「400-HUBC34シリーズ」だ。充電ケーブルにハブの付いたような本製品の実力を試した。
給電能力とデータ転送速度は?
今回、テストに利用したのは超小型PCの「GPD Pocket 3」だ。CPUはCore i3-1125G4 (4コア8スレッド)、メモリは16GBで、USB4と互換性のあるThunderbolt 4端子を備える。データ転送速度計測ツールは、おなじみ「CrystalDiskMark 9.0.1 x64」(ひよひよ氏作)、充電速度計測はYEREADW「USB Power Meter」だ。
400-HUBC34SBKのUSB 3.2 Gen 1端子側に外付けSSDをつなげてデータ転送速度を測定したところ、読み出し速度毎秒1051.24MB、書き込み速度毎秒1023.92MBという結果になった。
給電状況も確認してみよう。出力65WのACアダプターに接続したところ、最大で40Wを記録していた。
Android端末(Galaxy S23 Ultra)で試したところ、USBハブとしても充電ケーブルとしても機能していた。
USB PD対応のハブと電源ケーブルが別々のアイテムだと、「このハブは最大何Wに対応しているのか」「このケーブルは?」と組み合わせを考える手間が生じてしまう。
しかし400-HUBC34シリーズは最大92Wのハブと充電ケーブルが合体しているので、組み合わせを考える必要がない。ガタつかないような細かい配慮がなされているところも良い。
何より、ケーブルっぽい見た目なので、利用中もスマートだし持ち歩きが楽だし、出すのもしまうのも素早く行える。今後、USB Type-C端子を搭載するUSB機器が増えていけば、間違いなく「持ってて良かった!」と思えるアイテムになるだろう。
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