マウスコンピューターのゲーミングPC「NEXTGEAR」になぜフルタワーモデルが追加されたのか デスクトップPCにこだわる理由（3/4 ページ）

マウスコンピューターのエントリーゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」のデスクトップモデルが刷新される。拡張性を高める観点からフルタワーケースモデルが新規登場する他、ミニタワーモデルもデザインが一新される。

[鈴木雅暢，ITmedia]

マウスコンピューターとの強固なパートナーシップを強調するAMD

　新ケースのお披露目が終わったところで、マウスコンピューターの林田奈美氏（開発・購買本部　製品部 プロダクトマネージャー）からNEXTGEARのブランドコンセプトと、新製品の具体的なラインアップが紹介された。

新モデルのラインアップを説明するマウスコンピューターの林田奈美氏

NEXTGEARブランドのコンセプト。意外かもしれないが、本ブランドではもっぱらAMDプラットフォームを使っていることも特徴だ

アクセント（ブランド）カラーとして「スパークマゼンダ」を採用している

新しいミニタワーモデルの1つ「NEXTGEAR JG-A7A7X」

ミニタワーモデルのフルラインアップ

新しいフルタワーモデルの1つ「NEXTGEAR HD-A7G7T」

フルタワーモデルのフルラインアップ

　NEXTGEARブランドの特徴の1つとして、AMDプラットフォームを積極的に採用することが挙げられる。今回はAMDからもゲストスピーカーとしてアジア太平洋＆日本地域のコンポーネント／CPUビジネスを統括するジャッキー・ウォン氏が来場し、あいさつに立った。

　同氏は重要顧客としてマウスコンピューターとのパートナーシップを強調すると共に、同社の「Ryzen 7 9800X3D」「Ryzen 7 9700X」といったCPU製品や、「Radeon RX 9070 XT」「Radeon RX 9060 XT」といったGPU製品の競合製品に対する優位性についてアピールした。

AMDを代表してあいさつに立つジャッキー・ウォン氏

ウォン氏はマウスコンピューターとの強固なパートナーシップを強調した