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5年保証が標準で付属! フィリップスの15.6型モバイルディスプレイ「16B1P3320/11」を試す:モバイルディスプレイの道(2/3 ページ)
フィリップスから、15.6型モバイルディスプレイの新モデル「16B1P3320/11」が登場した。従来モデルから進化したポイントを確かめた。
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パススルー充電の出力は低め OSDメニューの操作性は?
では実際に使ってみよう。接続用ポートは背面スタンド角の斜めにカットされた面に配置されている。USB Type-Cポートは2基あるが、仕様はどちらも同一なので、いずれのポートを使用しても構わない。
ちなみにUSB Type-Cポートを2基備えるのは、従来モデルとの違いの1つだ。従来モデルだと電源は専用ACアダプターで供給する仕組みで、そのポートは背後から挿す仕組みだったため、設置時に相当な奥行きを取らざるを得なかった。本製品はACアダプターが廃止され、給電はUSB Type-Cポートから行うよう変更されたおかげで、こういった問題はなくなった。
なお、このUSB Type-Cポート2基を使ってのパススルー充電にも対応している。ただし本製品に付属する最大45Wの充電器だが、筆者手持ちの65Wの充電器で試した限り、本製品経由で外部デバイスに供給できるのは最大15W止まりのようだ。
これだと出力が低すぎて、スマートフォンやタブレットはともかく、ノートPCのバッテリーを回復させるのは難しい。ノートPCと組み合わせて使う機会が多い人は注意したい。
なお、本製品は本体を縦にしての設置も対応している。角度調節はできないが、オプション類なしで縦置きが可能なのは、メリットといっていいだろう。挿したケーブルは上に突き出す格好になるが、ケーブルを挿す面が斜めにカットされているため、垂直に突き出す他社製品と比べると違和感は少ない。
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