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新ミニタワーケース採用の本格派ゲーミングマシン「G TUNE DG-I7G70」を試す(3/3 ページ)

ミニタワー型のシャシーは新デザインに生まれ変わっており、ブランドカラーであるレッドのライティングも印象的だ。実機を入手することができたので、内容を見ていこう。

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一流のゲーミングパフォーマンス

 ベンチマークテストのスコアを見よう。Windows 11の電源設定は「最適なパフォーマンス」で統一している。

 DirectXベースの3D描画性能を計測する3DMarkのスコアは、DirectX 12ベースの高負荷テストであるSteel Nomadで5284、DirectX Raytracingによるレイトレーシングを多用するSpeed Wayで5833と、いずれもNVIDIA GeForce RTX 5070搭載機として平均的な水準のスコアをマークした。

 モンスターハンターワイルズベンチマークでも、2.5K解像度ならフレーム生成なしで、フレーム生成ありなら4K解像度でも高画質で快適なプレイができるスコアが出ている。ミニタワー型でも一流のゲーミングパフォーマンスを持っていることを実証している。

 もちろん、ビジネス性能も一流だ。UL Procyon Benchmark SuitesによるAI関連テストでは、AIによる画像生成、テキスト生成などにもしっかり活用できるパフォーマンスを示している。

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3DMark/Steel Nomadのスコア
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3DMark/Speed Wayのスコア
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3DMark/Steel Nomad Lightのスコア
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FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシーベンチマーク(3840×2160ピクセル/フルスクリーン/最高品質/DLSS)のスコア
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モンスターハンターワイルズベンチマーク(2560×1440ピクセル/ウルトラ/レイトレーシング高/フレーム生成無効)のスコア
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モンスターハンターワイルズベンチマーク(3840×2160ピクセル/高/レイトレーシング高/フレーム生成有効)のスコア
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ノーマルのPCMark 10は途中のエラーで完遂できなかったため、Microsoft Officeを利用するPC Applicationsを実行した。ノート型のビジネスPC(内蔵GPU)で相場のスコア(1万4000前後)を軽々と上回っている
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CINEBENCH 2024(最低実行時間10分)のスコア比較
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UL Procyon Benchmark Suites/AI Image Generation Benchmark-Stable Diffusion 1.5(FP16/512×512)AI Generationのスコア
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UL Procyon Benchmark Suites/AI Text Generation Benchmarkのスコア

高いクオリティーと小型化を両立したゲーミングマシン

 直販サイトでの販売価格は、29万9800円からとなっているが、標準構成のままでハイパフォーマンスなゲーミングPCとして、快適に運用できる構成になっている。

 新型のミニタワー型シャシーは、フルタワー型と同様に高い冷却性能やメンテナンス性を備えており、高負荷長時間のゲームプレイにも不安ない仕上がりだ。長時間ゲームをプレイするヘビープレイヤーやストリーマー、eスポーツ競技で上位を目指す上級者にもお勧めできる本格派のゲームマシンといえるだろう。

※記事初出時、一部の製品名に誤りがありました。おわびして訂正します(2025年10月8日午後7時20分)。

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