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クリエイティブ用途、WQHD環境のゲームに“ちょうどいい”「Radeon RX 9070 GRE(12GB)」を試す先行レビュー(3/4 ページ)

AMDの最新GPU「Radeon RX 9070 GRE」が国内でも発売される。RDNA 4採用の注目株をベンチで徹底検証した。

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ベンチマークテストでパフォーマンスをチェック

 ここからはRadeon RX 9070 GREのパフォーマンスを各種ベンチマークソフトなどを通じてチェックしていく。

 ベンチマークにはAMD Ryzen 7 9700Xを搭載した自作PCを利用した。また比較用として過去にテストした「Radeon RX 9070」「Radeon RX 9060 XT」のスコアも掲載する。こちらはテスト環境のパーツ構成も異なるため、あくまでも参考値として捉えてほしい。

PC構成
OS Windows 11 Pro 25H2 Windows 11 Pro 24H2 Windows 11 Pro 24H2
CPU Ryzen 7 9700X Ryzen 9 9950X Core Ultra 7 265K
メモリ DDR5-5600 64GB(32GB×2) DDR5-6000 32GB(16GB×2) DDR5-6400 128GB(64GB×2)
マザーボード Sapphire NITRO+ B850A WIFI 7 GIGABYTE X870E AORUS MASTER MSI MPG Z890 CARBON WIFI
ビデオカード PowerColor REAPER AMD Radeon RX 9070 GRE 12GB GDDR6 PowerColor RedDevil AMD Radeon RX 9070 16GB OC Sapphire PULSE AMD Radeon RX 9060 XT 8GB
SSD KIOXIA G4 2TB Samsung 980 PRO 1TB Samsung 980 PRO 1TB

3DMark

 まずは3Dグラフィックスの総合ベンチマークテスト「3DMark」の主要テストを一通り実行した。今回は、DirectX 11ベースの「Fire Strikeシリーズ」、DirectX 12ベースの「Time Spyシリーズ」と、そしてリアルタイムRT性能をテストする「Port Royal」を計測している。結果は以下の通りだ。

  • Fire Strike(フルHD:1920×1080ピクセル)
    • Radeon RX 9070 GRE:4万643ポイント
    • Radeon RX 9070:4万3117ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:3万5203ポイント
  • Fire Strike Extreme(WQHD:2560×1440ピクセル)
    • Radeon RX 9070 GRE:2万3952ポイント
    • Radeon RX 9070:2万9227ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:1万8461ポイント
  • Fire Strike Ultra(4K:3840×2160ピクセル)
    • Radeon RX 9070 GRE:1万2843ポイント
    • Radeon RX 9070:1万5999ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:9820ポイント
  • Time Spy(WQHD:2560×1440ピクセル)
    • Radeon RX 9070 GRE:1万9241ポイント
    • Radeon RX 9070:2万4777ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:1万6511ポイント
  • Time Spy Extreme(4K:3840×2160ピクセル)
    • Radeon RX 9070 GRE:9293ポイント
    • Radeon RX 9070:1万2934ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:8044ポイント
  • Port Royal
    • Radeon RX 9070 GRE:1万3035ポイント
    • Radeon RX 9070:1万6062ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:9688ポイント

 想定通り「Radeon RX 9070以下、Radeon RX 9060 XT以上」という結果になった。ただ、スコアはテストによってはRadeon RX 9070に近しい値を記録するものもあり、Radeon RX 9070シリーズの最下位として、Radeon RX 9060シリーズとは一線を画した性能を有しているGPUといえるだろう。

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3DMarkベンチマークテストの結果

ファイナルファンタジー14/15ベンチマーク

 続いて、実際のゲームをベースとするベンチマークテストを実行してみよう。まずは比較的動作が軽い「ファイナルファンタジーXIV:黄金の遺産 ベンチマーク(FF14ベンチマーク)」を試す。

 FF14ベンチマークは軽量とは言うものの、本バージョンでは時代の変化を考慮して最低動作要件が引き上げられており、高負荷時にはAMDの超解像技術のFSRを利用できる。

 今回は画質設定を「最高品質」とした上で、フルHD/WQHD/4K(3840×2160ピクセル)の3つの解像度でテストを行った。超解像技術は「60fpsを下回る場合に有効」としている。結果は以下の通りだ。

  • フルHD
    • Radeon RX 9070 GRE:2万3848ポイント
    • Radeon RX 9070:2万4777ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:1万8420ポイント
  • WQHD
    • Radeon RX 9070 GRE:1万7885ポイント
    • Radeon RX 9070:1万9566ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:1万2845ポイント
  • 4K
    • Radeon RX 9070 GRE:8359ポイント
    • Radeon RX 9070:1万1734ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:5961ポイント

 スコア差は先ほどの3DMarkの結果に近く、性能順やRadeon RX 9070 GREがRadeon RX 9070に比較的近いスコアを記録するという点も変わらない。

 注目すべきは各解像度でのスコア差だ。フルHDやWQHDではRadeon RX 9070 GREとRadeon RX 9070の差は小さいが、4K解像度になると途端に差が大きくなる。

 GPUコアとしてはRadeon RX 9070 GREはRadeon RX 9070と同一のものを利用しているが、搭載しているビデオメモリ(VRAM)の量が12GBと少なく、これが高解像度のゲームデータの読み込みの差に直結し、スコアが開いたのだろう。

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FF14ベンチマークテストの結果

 では、FF14ベンチマークと比べると負荷のやや重い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK(FF15ベンチマーク)」のスコアは、どうなるだろうか。今回は画質を「高品質」で、先ほどと同じくフルHD/WQHD/4Kの3解像度でテストを実施した。結果は以下の通りだ。

  • フルHD
    • Radeon RX 9070 GRE:1万6590ポイント
    • Radeon RX 9070:1万8213ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:1万2908ポイント
  • WQHD
    • Radeon RX 9070 GRE:1万2350ポイント
    • Radeon RX 9070:1万4276ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:9362ポイント
  • 4K
    • Radeon RX 9070 GRE:6846ポイント
    • Radeon RX 9070:8466ポイント
    • Radeon RX 9060 XT:5213ポイント

 FF15ベンチマークの結果も先に行ったFF14ベンチマークの結果と傾向は同じだ。フルHD、WQHD解像度まではRadeon RX 9070 GREとRadeon RX 9070のスコア差は小さく、4K解像度になるとその差が大きくなる。

 こうした結果だけを見ると「4Kでゲームを遊ぶのが難しいGPU」のように思えてしまうが、実際の動作としては4Kでも余裕はあり、フレームレートを特に重視するゲームで遊ぶのであればWQHD解像度だとより快適に遊べるといった具合だ。

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FF15ベンチマークテストの結果

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