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映像美のDJIか、飛行体験のInsta360か 最新360度カメラ搭載ドローン2機種のコンセプトと操作性の違い(4/4 ページ)

DJI初の360度ドローン「Avata 360」と、先行するInsta360「Antigravity A1」の違いを解説します。

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製品コンセプトの違いを感じさせる遊び心

 このように360度カメラを使った撮影を楽しむ機能や性能が与えられたAvata 360に対して、Antigravity A1はプロモーションでも没入感のある飛行体験を訴求していますが、その象徴ともいえるのが「バーチャルコックピット」機能です。

 これは、ゴーグルに表示された景色に、飛行機のコックピットや空飛ぶ竜、怪獣といった、映画やアニメの世界で主人公が空を飛ぶときに使う“乗り物”を合成するというものです。

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カメラが捉えた景色に、ドラゴンなどのテーマが重ねて表示され、まるでそれに乗っているかのような体験ができる「バーチャルコックピット」機能。ゴーグルを着けた頭で振り返ると、ちゃんと羽根も見えたりする
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バーチャルコックピットでは飛行機のコックピットやサンタクロースのトナカイがさばくソリといったテーマも選べる

 これらのテーマを表示させることで、Antigravity A1の操縦者はあたかもそれに乗って飛んでいるような体験ができるというのです。もちろん、前方だけでなくやや下を見ながら振り返ると、今自分が乗っている怪獣の翼も景色とともに見ることができます。

 また、こうした選択肢には空を飛べる“魔法のつえ”やサンタクロースが乗るトナカイに引かれたソリといった、遊び心あふれるテーマも用意されています。

 こうしたことからも、DJI Avata 360はどちらかというと360度カメラを用いた撮影を楽しみたい人向けで、Antigravity A1は、まずは360度ドローンによる飛行体験を楽しみたい人におすすめだといえるかもしれません。

 もちろん、Avata 360で自分が空に浮いているような操縦体験も楽しめますし、逆にAntigravity A1で360度パノラマ映像による新しい表現を追求することは十分できます。

 あらためてこの両機に触れて感じたのは、これまで主に地上という空間で360度パノラマ映像からの新しい表現が作り出されてきましたが、360度カメラが小型ドローンに搭載されたことで、さらに見たことがないような新しい映像表現が生まれてくるという期待です。

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