検索
レビュー

余ったTVやディスプレイをフォトフレーム/サイネージ化できるサンワのVESAマウント対応プレーヤーを試す(2/3 ページ)

サンワサプライの「MED-PL2K103」は、ディスプレイ背面のVESAマウントに取り付け可能なメディアプレーヤーだ。実機を試して分かったことをまとめた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

動画/写真/音楽の再生に対応も、写真のランダム表示には非対応

 メディアプレーヤーとしての機能を見ていこう。

 本製品はメモリカードまたはUSBメモリの中に保存したメディアファイルを、設定に基づいて自動再生できる仕組みになっている。読み込み先はこのカードスロット/USBポート経由のみで、ネットワーク経由で読み込んだり、クラウドに接続して取り込んだりする機能はない。

 メディアファイルの対応フォーマットは動画/音楽/写真で、ホーム画面でいずれかを選んだ後に、読み込み元のストレージおよびフォルダーを選択することで、再生が開始される。再生開始までの操作をリモコンで行えば、後は放っておいても再生が継続される仕組みだ。

 メディアファイルは、PCやスマホで使っているものがそのまま使える。写真の場合は4K(3840×2160ピクセル)を超える解像度の読み込みができなかったり、動画の場合もちょくちょく読み込めないフォーマットがあったりするが、一律で専用フォーマットに変換して転送しなければならないといった面倒さはない。

 なお、同時に指定できるストレージおよびフォルダーは1つまでなので、再生したいファイルは同じストレージの同じフォルダーにまとめる必要がある。また、サブフォルダーは認識されないので、全てのファイルを同じ階層に置く必要がある。このあたりは、この種のメディアプレーヤーでは一般的な仕様で、本製品だけが特殊というわけではない。

ホーム画面
ホーム画面。動画/写真/音楽いずれかのファイルを選択して開始する
読み込み元のストレージを選択
読み込み元のストレージを選択。SDメモリーカード/USBドライブのいずれかを選択する
メディアファイル一覧
メディアファイルの一覧。開始ファイルを選択することで再生がスタートする
写真を再生中
写真を再生中。全画面モードを含むアスペクト比は、設定で指定できる
動画を再生中
こちらは動画ファイルを再生中。下段のコントロールはリモコン操作中のみ表示される。ちなみに、音楽ファイルもおおむね同様のコントロール画面が表示される

 本製品はメディアファイルの種類ごとに、再生オプションが用意されている。例えば写真の場合、切り替え時の効果がスライドやクロスフェードなど9種類、切り替え時間が9段階から選択できるのに加え、BGMのオン/オフ、画像比率の設定も行える。

 気になるのは、写真のランダム再生機能がないことだ。画像は常に同じ順番で表示されるので、繰り返し見ると面白みはない。サイネージとしてなら問題ないが、この時点でフォトフレームとしての魅力は半減だ。ちなみに再生順はファイル名に依存しており、任意の順序で再生するだけならばファイル名を書き換えることで対応できる。

 前述のように、4Kサイズを超えるファイルなど、表示に対応しないファイルはスキップせずにエラーメッセージを表示する仕様になっている。つまり、切り替え時間が3秒に設定されていれば、3秒間にわたってこの「表示できません」というメッセージを表示し、3秒後に次のファイルを読み込むといった形になる。

 サイネージとして使っている場合に、こうしたメッセージが表示されてしまうのは、あまりスマートではない。頻繁に発生するわけではないにせよ、エラーメッセージを表示せずにスキップする機能が欲しかったところだ。これらも含めて、全体的にかゆいところに手が届かない印象は少なからずある。

写真の再生オプション
写真の再生オプション。主に利用するのは切り替えモード(効果)、切り替え時間だろう。ランダム再生の機能はない
動画の再生オプション
動画の再生オプション。こちらはランダムも選択できる
再生できないファイルはスキップされる
再生できないファイルはスキップされるのではなく、エラーメッセージが出る仕様だ
フォルダー選択の画面からは名前を変更/消去などのファイル操作が行える
フォルダー選択の画面からは名前を変更/消去などのファイル操作が行える

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る