約56gで4万円台の最軽量ARグラス「xbx a01+」を試す 割り切りが生んだ快適さ、Steam DeckやDeXと相性抜群(2/3 ページ)
XREALの新ブランド第1弾「xbx a01+」は、3DoFや専用アプリ連携を省いたエントリーARグラスだ。実売4万円台前半の低価格と約56gの軽さを両立。PC作業をする場合には割り切りが必要な一方、移動中の動画視聴やDeX環境で真価を発揮する。
実際に試してみる
いつものように、お気に入りのモバイルノートPC「GPD Micro PC2」に接続して使用してみた。恥ずかしながら、安価な製品ゆえに画質も劣るだろうという思い込みがあり、接続直後に「くっきりしているものの、やっぱり色がくすんでいるな」と勘違いしてしまった。
しかし、これは初期状態の表示モードが「シネマ」に設定されていたためだった。XボタンをダブルクリックしてOSDメニューを呼び出し、表示モードを「標準」に変更したところ、他のXREALシリーズと同様にクセのない色味で表示できた。
実際に装着して気付いたのは、xbx a01+は他製品に比べて耳への負担が少ない点だ。これは従来の70〜80g前後のモデルと比べて軽量であることのメリットだろう。仕事柄さまざまなグラスを長時間使いがちだが、本機は長時間の利用に特に向いていると感じた。
単に外部ディスプレイをグラス型にした構造ではあるが、目の前に巨大スクリーンが現れるため文字や映像が大きく見える。手元のスマホ画面はもちろん、1920×1080ピクセル解像度の15.6型ディスプレイ表示すら見づらくなってきたミドルシニア層にとって、特に恩恵が大きい部分だ。
実際、筆者も老眼が進んでおり、普段は遠近両用メガネやコンタクトレンズで近視を矯正しつつ、手元を見るときは老眼鏡をかけるという不便な状態にある。しかしxbx a01+を使えば、スマートフォンやタブレット、ゲーム機、PC画面のデフォルト情報量をそのまま大きく表示してくれるため、さまざまなストレスから解放された。実に快適だ。
動画コンテンツの視聴だけでなく、ゲームを大画面で楽しむ用途にも適している。とりわけポータブルゲーミングPCとの相性は抜群だ。
このタイプのゲーム機を大画面で遊ぶには、通常テレビや据え置きディスプレイ、モバイルディスプレイに接続する必要があり、機動性が損なわれてしまう。
だがxbx a01+を使えば、ハンドヘルド機器の機動力を損なうことなく大画面でのプレイが可能だ。老眼鏡をかけて小さな画面とにらめっこするよりも、見た目的にもスマートだろう。
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