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“左手デバイス”にもなる、エレコムのキー&ダイヤル付き8in1ドッキングステーションを試す 便利だが惜しい点も(2/3 ページ)

エレコムの「DST-L080BPBK」は、HDMI出力や有線LANなどを備えた8in1ドックに、機能を割り当てられるキーとダイヤルを組み合わせた製品だ。オンライン会議での使い勝手やカスタマイズ性、気になった点をレビューする。

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キーとダイヤルの操作感

 天面には4つのキーとダイヤルが並ぶ。初期設定では「1」キーがマウスの中ボタン、「2」キーと「3」キーがWebブラウザの「戻る」と「進む」に割り当てられている。ダイヤルは右に回すと音量アップ、左に回すと音量ダウン、中央を押し込むと音量ミュートのオン/オフだ。

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天面の左上が「1」、左下が「2」、右下が「3」。マニュアル上は「4」とされる右上のキーは、外部ディスプレイのオン/オフに固定されている

 正直なところ、キーの感触はあまりよくない。押すとカチャカチャと音がして、安っぽさを感じる。ダイヤルの押し込みも硬く、会議中にとっさにミュートしたいときに押しづらい。誤動作防止の意図があるのかもしれないが、オンライン会議での利用を想定するなら、もう少し軽く押せるとよかった。

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各キーはカチャカチャとした感触で、安っぽさを感じる。ダイヤルの押し込みも硬めで、押すには力がいる

 右上の「画面ON/OFF」キーは、背面のHDMIポートに接続したディスプレイの表示/非表示を切り替えるもので、割り当ては変更できない。押すと、OS上は外部ディスプレイが接続された状態のまま、表示だけを消せる。

専用アプリでのカスタマイズ

 キーとダイヤルの割り当ては、無料の専用アプリ「エレコム マウスアシスタント6」で変更する。割り当て可能なのは「1」〜「3」の3つのキーと、ダイヤルの右回転、左回転、押し込みの計6カ所だ。

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各キーとダイヤルは専用アプリ「エレコム マウスアシスタント6」でカスタマイズできる。アプリはWindows版とMac版が用意されている

 基本のプロファイルに加えて、アプリごとのプロファイルを作成しておけば、アクティブなアプリに応じて自動で切り替わる。ビデオ会議アプリでは会議用の操作、それ以外のアプリではよく使うショートカット、といった使い分けが可能だ。

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アプリごとにプロファイルを設定でき、そのアプリがアクティブになると自動で設定が切り替わる

 割り当てる機能にはキーボード入力も選択でき、複数キーの組み合わせにも対応する。設定次第では、ショートカットを集約した左手デバイスとしても活用できそうだ。

 なお、変更した設定(プロファイル)は本体には保存されない。別のPCにつないで使う場合は、そのPCにもアプリをインストールして設定し直す必要がある。本体サイズを考えると、日常的に持ち歩く人は少ないだろう。それでも、自宅と職場で持ち運んで使う人や、1台のドックに複数のPCをつなぎ替えて使う人にとっては、多少の手間になりそうだ。

オンライン会議での使い勝手

 カメラのオン/オフや音量調整を手元のキーとダイヤルで操作できるので、オンライン会議の多い人には便利かもしれない。ただし、ダイヤルの押し込みは初期設定ではPCの音量ミュートであり、マイクのミュートではない。アプリの割り当てメニューにもマイクのミュートやカメラのオン/オフといった専用項目はないため、これらを手元で操作したい場合は、会議アプリごとのショートカットをキーボード入力として割り当てておく必要がある。

 例えばZoomなら、マイクのミュートはAlt+A(Windowsの場合)だ。アプリごとのプロファイルと組み合わせれば、会議アプリが前面にあるときだけ特定のキーをミュート用にする、といった設定もできる。

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会議アプリ向けの専用メニューは用意されていないが、キーボード入力を割り当てられるので、ショートカットキーがある操作なら実行できる

 有線LANも備えているので、LANケーブルや会議で使う周辺機器をこのドックにまとめておけば、ノートPCはケーブル1本をつなぐだけで会議の準備が整うだろう。

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