ITmediaも旅したい：海外旅行のトレンドをキャッチ――旅行博2008 (2/2)

気分は“1日間世界一周”

　さて、メインとなる各国ブースだが、さすがにネットで情報提供していないところはほとんどなく、いたるところでPCを見かけた。サイトを立ち上げればニュースになったのは大昔の話だ。

　各国趣向を凝らしたブースで、民族衣装を着けたコンパニオンが立ち、演奏や踊りがあちこちで繰り広げられている。こちらで、バリ島のダンスを見たがと思えば、ハンガリーの民族音楽を聴き、タイの美女に見とれた向こうに、マッチョなカウボーイハットのお兄さんがいて、振り返ると「赤毛のアン」が手を振っているといった世界文化の“チャンプルー”感が楽しい。名産品のお茶やワインなどの試飲サービスも多く、仕事中なので、とワインを断るのはなんとも悔しかった。

タイの美人さん（左）、ハンガリーの民族音楽演奏。真ん中の楽器は「Cimbalom（ツィンバロム）」(右）

フラ＆ハワイアン演奏（左）、ブルネイ(右）

タイ。癒されたい…（左）、フィリピンのネイルアーティスト。予約が必要だがトロピカルなネイルアートをお願いできる(右）

インドネシア。おなじみバリ島のダンス（左）、スイスブースにいたチョコメーカー「Lindt」のロボット。特に何もせず動いていただけのようでした……。(右）

　食事もアフリカ料理などが味わえるワールドグルメレストランと、有名ホテルの味が気軽に味わえる「ホテルグルメ」のブースがあり、舌でも世界旅行が味わえる。

　開催時間は20日が10時から18時、21日が10時から17時。料金は大人1200円、学生600円。