調査リポート

10月の家電出荷額は大型・高機能タイプが牽引しプラスに

JEMAが10月の家電製品の出荷実績を発表した。大型・高機能タイプの家電が好調で2カ月ぶりに国内出荷金額はプラスとなった。

 日本電機工業会(JEMA)は、10月の民生用電気機器の出荷実績を発表した。これによると、10月の国内出荷金額は前年同月比の102.7%の1253億円となり、2カ月ぶりにプラスとなった。

image グラフ:JEMAニュースリリースより
image 表:JEMAニュースリリースより

 電気冷蔵庫は台数では、27万4000台(前年比96.3%)とマイナスだが、国内出荷金額は271億円(同111.1%)で7カ月連続プラスとなった。容量別では、451L以上が6万6000台(同142.0%)と24カ月連続2桁の伸びで好調だ。

 電気洗濯機は、31万6000台(同95.6%)とマイナスだが、「洗濯乾燥機」の9.0キロ以上の大型タイプは6万2000台(同114.6%)と5カ月連続でプラスとなっており、こちらも大型タイプに人気が集まっている。

 電気かみそり前年比95.8%の59万9000台だが、自動洗浄や充電時に乾燥を行うなどの高機能製品が伸び、出荷金額は同106.3%の40億3900万円と2カ月ぶりにプラスに転じた。

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