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無線LANアンテナは実用的な感度に

もうひとつ、従来のSS Sシリーズから大きく改善された点がある。それは無線LANの受信感度だ。従来のアンテナは本体両脇奥に取り付けられていたが、本体の構成部品による妨害や位置的に低いことなど、さまざまな要因が絡んで、非常に感度が悪かった。東芝はこの点についてこれまで「他に取り付ける場所が無かった」と説明してきた。
しかし、デザイン面では従来とほとんど同じの本機は、液晶パネル上面にアンテナを移すことに成功している。上面にアンテナを取り付けるため、ヒンジの間にある黒い部分の奥行きが僅かに詰められ、その分、液晶パネル部が高くなっている。

12.1型液晶ディスプレイ(1,024×768ピクセル)の上面に無線LANのアンテナを内蔵する(クリックすると拡大します)
アンテナ位置変更の効果は絶大。これまでは、ちょっとした障害物ひとつで受信レベルが大きく落ち込んでいたが、新型では従来は受信できなかったエリアでも余裕で通信できる。内蔵無線LANとしては常識的なレベルになったと言えるだろう。少なくともカード型無線LANアダプタよりも感度が低い(従来機はそうだった)といったことはない。
このように、従来機の欠点をあらゆる角度から補った本機は、多少割高感はあるものの、パフォーマンスと携帯性、それにキーボードの打ちやすさなど快適性がうまくバランスした製品となっている。バッテリ持続時間も標準装備の大容量セカンドバッテリを取り付ければ、無線LANを使いながらでも7時間程度は十分に使える。

本体右側面。PCカードスロットやサウンド入/出力ポートが並ぶ(クリックすると拡大します)

本体左側面。SDカードスロットを装備する(クリックすると拡大します)

本体背面。Ethernet、USB 2.0×2、RGB出力の各ポートが配置されている(クリックすると拡大します)
参考ベンチマーク値


「PCMark2002Pro」と「3DMark2001SE」のペンチマークテスト結果
[本田雅一, ITmedia]
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