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高級感あふれるデザイン


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「LaVie C LC900/5D」は、NECの最高峰ノートPCともいえるパフォーマンスを兼ね備えたマシンだ。その特長はスペックだけでなく、筐体やキーボードの作りにも表れている。まずは、LaVie Cシリーズの筐体と操作性について触れていこう。
LaVie Cシリーズの筐体は、メタリックカラーを基調とした高級感あふれるデザインとなっている。サイズや重量は他のオールインワンノートPCと大差はないが、細部にわたってさまざまな工夫が施されている。
その最たるものは、やはりキーボードであろう。LaVie Cシリーズのキーボードには、抗菌ラバーコーティングが施されているのである。一般的にキーボードというと、デスクトップ/ノートPCに関わらず、プラスチック製の味気ないものであることが多い。しかし、LaVie Cシリーズのキーボードは違う。手触りの良い、ちょっと贅沢なキータッチを味わうことができるのだ。
さらにパームレスト部分には、クラレが開発した高級人工皮革「クラリーノ」が敷かれている。本革風のパームレストは触り心地もよく、さすがは高級マシンと納得させるだけの力を持っている。

抗菌ラバーコーティングが施されたキーボードに本革風のパームレスト。高級マシンならではの贅沢を満喫できる(クリックすると拡大します)
これらの感触を文章で詳しく表現するのは難しいと思う。あえて表現しようとすると、なにか大げさになってしまう気もする。しかし、LaVie Cのキーボード&パームレストが、他のノートPCには見られない優れたものであることは間違いない。気になる方は、ショップの店頭に並んでいるLaVie Cで、その感触を実際に試していただきたい。


本体サイズは331(W)×275(D)×43.5(H)mm、重量約3.6kg。液晶の背面には、控えめに「LaVie」ロゴが配置されているだけ。シンプルで飽きのこないデザインだ(クリックすると拡大します)
※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります
肝心の操作性も問題なし

もちろんパソコンである以上、材質や見た目だけですべてを評価してはいけない。そのパフォーマンスや操作性が真の評価項目となる。
まずは操作性だが、これについては特に問題はない。キーボードの配列も標準的で違和感を感じるものではないし、各キーのサイズも適切に設計されているといえる。
本体底面には、キーボードを傾けるためのスタンドも用意されている。細かな配慮ではあるものの、タイピングを快適に行うための工夫として評価できるだろう。
ポインティングデバイスは、スクロール機能付きNXパッド。特別な機能は盛り込まれていないものの、感度のよい使いやすいタッチパッドとなっている。左右ボタン、およびスクロールボタンは少し重めに設定されており、「カチッ」という感じで少し強めにクリックする必要がある。このあたりの好みは人によって分かれるかもしれない。しかし、うっかりクリックしてしまうようなスカスカなものよりもある程度重いくらいのほうが、フィードバック感があって良いのではないだろうか?
このほかLaVie Cには、光センサーUSBマウスも標準添付されている。デスクトップ代替として使用するのであれば、多くの人がマウスを接続してパソコンを操作するはず。そう考えると、マウスが標準添付されているのは、ひとつの親切だと捉えることができる。

スクロール機能付きのUSBマウスも標準添付されている
[相澤裕介, ITmedia]
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