> レビュー> ノートPC 2003年5月14日 18時36分 更新

LaVie C LC900/5D:Pen4-M 2GHzとRADEON 9000搭載のハイパフォーマンスノート
日本電気

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処理速度は高速、3D性能は驚異的

 本題ともいえるLaVie C LC900/5Dのパフォーマンスに話を移そう。いつものように「PCMark2002Pro」と「3DMark2001SE」を使ってベンチマークを測定してみた。

PCMark2002Proのベンチ結果(クリックすると詳細画面を表示します)

 上に掲載しているのはPCMark2002Proの測定結果である。CPU Score=4867、Memory Score=4533という数値は、かなりの好成績といえるだろう。HDD Score=479という結果も、ノートPCとして考えれば悪い数字ではない。

 最近登場したPentium M搭載マシンは4000以上のCPU Scoreを残しているが、やはり2GHz以上のモバイルPentium 4-Mには及ばないようである。

3DMark2001SEのベンチ結果(クリックすると拡大します)

 それより驚くべきは、LaVie C LC900/5Dの3D性能である。上記は3DMark2001SEの測定結果であるが、3DMark Score 6798という結果は「凄い!」の一言に尽きるだろう。一般的なノートPCが1000〜2000程度の結果しか残せないのに対して、6000以上という値は驚異的である。

 初の「FINAL FANTASY XI for Windows」推奨ノートPCとなった「LaVie M」でさえ、3DMark Scoreは4928である。それを大きく上回る結果となった大きな要因は、MOBILITY RADEON 9000の採用に加え、64MバイトものビデオRAMを搭載しているためであろう。これだけの3D性能を誇っていれば、あらゆるゲームを楽しむことが可能である。もちろん、3Dグラフィックスの作成や動画編集においても、その性能は存分に発揮されるはずだ。

高輝度のナチュラルファイン液晶を搭載

 LaVie C LC900/5Dに搭載されている液晶は、15型の高輝度・高視野角・ハイレゾTFT液晶(ナチュラルファイン液晶)である。パソコンの処理能力、3D性能もさることながら、高品質の液晶が搭載されているのも本製品の特長なのである。

 この液晶のポイントは、高輝度の美しい色再現に加え、幅広い視野角を有していることである。画面をほぼ真横から見ても十分に認識可能であるし、黒く色が飛んでしまうことも少ない。

 なおLaVie C LC900/5Dにおけるデスクトップ画面のデフォルト設定は、1,600×1,200ピクセルである。1,600×1,200ピクセルだと文字やアイコンなどは小さく表示されてしまうが、ディザリングがないぶん鮮明な画質を得られる。

 また、最大で2,048×1,536ピクセルのデスクトップ画面を実現することも可能となっている。ただし、1,600×1,200ピクセルより大きいサイズを選択した場合は、デスクトップ画面が液晶内でスクロールするようになる。

LaVie C LC900/5Dの「画面」コントロールパネルの「設定」画面。32ビットカラーで最大2,048×1,536ピクセルのデスクトップを実現できる

[相澤裕介, ITmedia]

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