> レビュー> ノートPC 2003年5月14日 18時37分 更新

LaVie J LJ700/5E:充実したインタフェース類を備えた拡張性の高いサブノート
日本電気

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豊富なインタフェース類を装備

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「LaVie J LJ700/5E」は、超低電圧版モバイルPentium III-M 933MHzを中心に、統合型グラフィックス機能を内蔵した「Trident CyberALADDiN-T」チップセットとの組み合わせで構成されたサブノートPC。薄型のモバイルPentium III-M機としては標準的な構成で、東芝の「Dynabook SS Sシリーズ」のPentium IIIモデルと同様のスペックだ。

本体のサイズは270(W)×222(D)×17〜21.8(H)mm、重量は約1.19kg(クリックすると拡大します)

※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります

 NEC製のUSB 2.0インタフェースチップを別途搭載しているのも同じで、本機の場合は3ポートが利用可能となっている。うち1ポートの脇には、専用の電源コネクタが用意されており、本体に付属する外付けDVD-ROM & CD-R/RWコンボドライブを本体からの電源供給で駆動できるのは便利。

本体右側面。PCカードスロット、コンパクトフラッシュType IIスロット、IEEE1394、USB 2.0などが並ぶ。USBポートの右隣にある専用電源コネクタからは、付属の外付けDVD-ROM & CD-R/RWコンボドライブに電源供給できる(クリックすると拡大します)

 ただし、専用のコンボドライブにはACアダプタは別途用意されておらず、他機種で利用できないのは残念なところ。本機付属のUSB 2.0コンボドライブを使い回したいと考えていた人は注意してほしい。

 このほかIEEE1394ポートも内蔵。コンパクトフラッシュType IIスロット装備など、モバイルPCのユーザーが欲しがる機能を、ほとんどなんでも詰め込んでいる。内蔵無線LANもAtherosのIEEE802.11a/bデュアルバンドチップを採用。スペック上の機能の豊富さで、本機に勝てる12.1インチクラスの製品は存在しない。

本体左側面。モデムやEthernetが並ぶ(クリックすると拡大します)


本体背面。外部ディスプレイやUSB 2.0×2が配置されている(クリックすると拡大します)

 さらにPCカードコントローラに、リコー製の最新型チップを採用。このチップには、高速なメモリカードインタフェースが内蔵されており、同梱されている「4in1メモリーカードアダプタ」(MMC、SDメモリーカード、スマートメディア、メモリースティックに対応)を通じてメモリカードからダイレクトに読み出せる。

付属の4in1メモリーカードアダプタは、MMC、SDメモリーカード、スマートメディア、メモリースティックの4種類のメモリカードに対応する(クリックすると拡大します)

 特に高速化されている256Mバイト以上のSDメモリーカードでの効果は高く、一般的なPCカードアダプタよりも高速にデジタル写真の取り込みを行うことが可能だ。今後、メモリカードの容量が増えていくだろうことを考えると、なかなかウレシイ機能である。

[本田雅一, ITmedia]

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